よくカメラマンとは言われるがどちらかといえばフォトグラファーと
言われたい(笑)
違いは何か?
最近閃いたのが、“裏焼き”を経験or知っている人がフォトグラファーで
知らない人がカメラマン(笑)
まぁ、極端ではあるが、撮影した画像、ネガなどを印画紙や画面にて
完成させている人がフォトグラファーかな?
料理に例えると、食材を作っている人 と 食材から調理までこなす人 と言えば
わかりやすいかも。
営業写真は多少なりとも加工はする。 できれば撮ったものをそのまま
提供できれば文句なしではあるが、色調調整、濃度調整は必ず
するものだ。 もちろんトリミングもする場合が多い。
私の場合、そもそも写真には興味がなかった(笑)
CG・・コンピュータでの画像出力が出発点であり
むしろそちらの知識の方が多かった。
世の中のデジタル化が活発になった時期に手持ちの知識で
いまのデジタル写真(古い表現か?)の先駆けを受け持つことになった。
その下準備として、写真の方の現像~加工までを覚えたのがこの
世界に入った始まり。
なので、写真とはあくまで1シーンが一枚の作品というよりも
何かを作るための材料を作っている(撮っている)みたいな
ところが私にはある。
かなり異色・・邪道な部類ではあるが、ラボにいた分たくさんのいい作品に触れること
もできたし、コンテスト入賞に一役買えたこともある。
今年数点作品を作りたいと思っている。 最近はほとんど撮ることのない
ポートレート・・人物を。
チャンスは数回あるかもしれないし一度で挫折するかもしれない。
なんとか今現在の最高の一枚を残したいと思う。