パソコンで使うモニター(CRT)の話題に職場でなったので少し語りたい。
むか~しのパソコン・・・PC-8801MK2 とかの頃、パソコンのッモニターはデジタル8色
といわれ、今のような1600万色なんで出なかった。
出力方法は通常の光の三原色 R G Bと混合色の C M Y プラス W B
で8色 赤 緑 青 水色 紫(マゼンタ) 黄 白 黒
上記の色しか出ず、もっと色を作る場合 ディザパターンを使って色を出した。
プリンタでも昔はカラーでの絵を出す場合 ディザ法と誤差拡散法がある。
今のプリンタのドライバーは誤差拡散法を使っている。
誤差拡散法とは スーラの点描画の描画法に近い方法。
一方ディザ法とは、タイルパターン・・ある一定の方眼に色を配置して目の錯覚による混色を
する方法。 テレビの発色と同じ原理。
昔のパソコンでの絵はタイルパターンというのを使った。
使う色は3色 白 黄色 紫 赤が適当なようだが実際使うと紫が一番肌色っぽくなる。
白 黄 白 紫 白 黄 白 紫 BBFFEE
黄 白 紫 白 黄 白 紫 白 EEFFBB
白 黄 白 紫 白 黄 白 紫 BBFFEE
黄 白 紫 白 黄 白 紫 白 EEFFBB
こんな感じに色を配置する。
R G B がonなら白
R G がonなら黄
R B がonなら紫 となるので
B 1011
R 1111
G 1110 で これを
注) 1 はスイッチがOn 0 はスイッチがOff
BBFFEE という16進数にする
注) たとえば BB のB は 2進数にすると 1011
1 0001
2 0010
3 0011
4 0100
5 0101
6 0110
7 0111
8 1000
9 1001
A 1010
B 1011
C 1100
D 1101
E 1110
F 1111
こんな感じ。
今のアナログモニターは上記のデジタルモニターの状態に
RGB各画面に濃度の階調が入って色数を増やす。
私は色に興味があり、コンピュータ上での絵をどうやったらそのままに近い色で
プリンターに出力できるかを素人ながらプログラムを組んでいくに当たり
色々と色の仕組み(?)特徴なんかを勉強してきた。 今の時代そのような苦労が
一蹴されるくらい豊富な色数でのプリンター出力などを実現されている。
あの頃の苦労はなんだったんだろう・・・(^^;
ほとんど愚痴でおわってしまった・・・・