さだっちの最大の課題は、語彙漢字健忘症の克服です。
「小6なら、そんなん今更でしょ~」
「国語学習の基礎の基礎。低学年から積み上げておくべきこと」
おっしゃる通りでございますm(__)m
私も2年前まではそう思っていました。
・様々なジャンルの本を読む
・日常会話の中でちょっと難しい言葉も交えて話す
・分からない言葉はすぐに調べる習慣をつける
国語が「できる」子はこんな感じで、自然と語彙が増えていくのでしょうね。
早熟な子も言葉に対する感度は高そうです。
そもそも、この一般的?な語彙強化の手法は「普通に本が読める(読解ができる)」、あるいは「大人との会話が成立している」ことが前提となっていますが、さだっちにはその前提が成り立っておりませんでした
読解の基礎の基礎も分からないのに、慣用句や漢字、難しい言葉を覚えることは、さだっちには「謎の呪文」を覚えるようなものでした
漢字(字形)だけは何とか覚えようとしていましたが、その言葉をどう使えばよいのか、どんな意味なのかもよく分かっていませんので、言語の記憶が難しい特性もあって、定着するはずがありませんでした
勉強意欲が高いさだっちも、さすがに語彙や漢字の学習には身が入らない様子でした。少々極端ですが、文法が全く分からない外国語の単語だけを覚えるような感覚なのかなと私は解釈しています。
ただでさえ壊滅的な国語力なのに、身が入らない語彙や漢字の学習を強要して、国語学習の意欲を削いでしまっては元も子もありません。
仮に覚えたところですぐに忘れてしまうので、タイパも最悪です(^^;)
そこで、語彙や漢字の学習には目をつむることにして、読解の基礎を身に付けることを優先してきたのです。といっても、漢字テストや「マンガでわかる! 10才までに覚えたい言葉1000」の学習は続けていましたが、その程度では焼け石に水でした・・・
この選択と集中が奏功した(と思いたい!)のか、壊滅的だったさだっちの読解力は少しずつ向上し、塾テストでも偏差値30台を脱する(1回だけですが)ことができました。
そして、読解力が向上するにつれて、「語彙力不足で意味が分からなかった問題」、言い換えると「語彙力さえあれば解ける問題」が結構あることに、ようやく自分でも気付いてくれるようになりました!
さだっちにとっては、
今更ではなく、今だからこそ、
語彙・漢字の強化なのです。
勉強しても偏差値30台だった(?)さだっち。
同じような境遇のお子さんをお持ちの方がいらっしゃいましたら、アドバイスをいただけますと嬉しいです!