これまで「さだっち」について色々と書いてきましたが、偏差値30台の中学受験生を持つ親についても書きたいと思います。
中学受験は父の「経済力」と母の「狂気」が全てだ
漫画『二月の勝者』の有名なセリフです。
ん?そもそも「母親」ですか・・・うちは「父親」なんでその時点でOUTです😢
「親が自分の時間をどれだけ時間を費やせるか」ということなのでしょうが、両親がフルタイムで働いていたら、子供の勉強に寄り添える時間は物理的にも限られます。兄弟がいると尚更です。
「それでも優先すべし!」なのかもしれませんが、それぞれの家庭の事情や方針、目指すところによっても様々で、悩ましいところです。「やってはいけない」には正解はあるとは思いますが・・・
では、何に寄り添うのでしょうか?
生活面、メンタル面、学習面に分けて、ありそうなことを並べてみました。
<①生活面>
・健康管理(ウィルス対策、睡眠時間の確保、体力づくり等)
・塾の時間に合わせた食事の準備(家族よりも早めの夕食、お弁当等)
・勉強環境の確保(勉強に集中できるように静かな環境づくり等)
・塾の送迎
<②メンタル面>
・ポジティブな声がけ、やる気にさせる
・適度なアメ(ご褒美)
・気分転換(ゲーム、小旅行、TV等)
・お悩み相談(男子は無いかも?)
<③学習面>
・入試や志望校、進学塾の情報収集
・塾との連携
・プリントの整理(赤本のコピー)
・テストの採点、成績分析、目標設定
・自宅学習用の補助教材の選定
・勉強方法の作戦検討
・勉強スケジュール作成と管理
・寄り添い学習(音読サポート、一緒に考える)
・学習指導(問題解説、解き方の説明等)
・小学校の宿題対策
まだまだありそう・・・
<①生活面>
①は比較的どの家庭もしっかり対応されているのではないでしょうか。
生活面は毎日のことですし、物理的な拘束時間がかかるので、生活面をしっかり支えるだけでも「がんばっているよ、親」と言ってもよいでしょう。誰も褒めてくれませんが(笑)
一方で、実負担は大きいですが、ルーティーン化しやすく、慣れると負担に感じにくいような気がします。さだっちは電車通塾なので、送迎がないのは助かっています。
⇒ 子供の成績による差はあまりなさそうですね。
<②メンタル面>
②は子供のやる気と性格にかなり依存しそうです。
さだっちの場合、「メンタル強め」&「楽観主義者」なので、テストの点が悪くても落ち込まないし、「今日はやる気ねぇ~~」と鬱症状(兄実話)がでて、「受験辞める~」などと言い出して、勉強しなくなることもありません。我が息子ながら尊敬に値します!!
私が期待と現実のギャップを受け入れることができず、叱責・罵倒してしまうことが多々ありました(猛省)が、どんなに怒られても数分後にはケロッとしており、むしろ、親のメンタルが崩壊しそうでした
勉強と同様、忘れるのは得意技のようです(^^;)
さだっちの少々幼いところは国語学習においてはネガティブですが、ちょっとしたご褒美(お菓子やゲーム時間)で「やる気MAX」になってくれる、というポジティブな側面もあります!
ちなみに、さだっちはある炭酸飲料が大好きで、それが冷蔵庫にストックしてあると、なぜかやる気が出ます(笑)
最近は、
「普通はここまでは頑張れないよ、すごいなぁ」
「今日はできたね!」
「ここは惜しかったね」
「前よりもわかるようになってきているよ」
「今日学んだから、次は大丈夫!」
なとど、意識的に、少々わざとらしく、多めに声がけしていますが、どちらかというと自分に言い聞かせておりまして、相変わらずの珍解答を見て落ち込んだ自分を励ましています
⇒ 偏差値30台の世界は、子供のメンタルよりも親のメンタル!
いかに親がメンタルを保って子供と接することができるか、のほうが大事かもしれません。
では、我が家ではどうメンタルを保ってきたのか?
次回以降に書きたいと思います。
※このブログを始めた理由です。
勉強しても偏差値30台のさだっち。
同じような境遇のお子さんをお持ちの方がいらっしゃいましたら、アドバイスをいただけますと嬉しいです!