まず第一に。
私にとっての幸せは彼女と生きる未来だった。
彼女と一緒にいる時の自分は少しだけ好きになれた。
彼女と一緒にいれるなら、どんな不幸だって乗り越えていけるものだと思っていた。
私はというか、私たちは自分の気持ちを抱え込むことが普通だった。
自分よりも周りを優先してずっと生きてきた。
そうして自分の何もかもを全部押し殺して笑っていた。
そこを変えたかったはずなのに。
いつしか自分も彼女にそうさせていた。
好きだけじゃだめだって誰かが言ってた気がする。
彼女とともに生きていける力が欲しかった。
彼女を助けられる自分でいたかった。
私じゃ彼女の助けになれない。
所詮私も彼女を傷つける側の1人でしかなかった。
とうの昔に、好きなのは私だけになってたのかなって。
相手の気持ちを疑いもしなかったわけだけどようやく気づいた。
もしかしたら、最初から好きだったのは私だけで。
ずっと私に合わせてくれていただけなのかもしれない。
1人で考えるほど、何もかも分からなくなってくる。