H城跡へ行きました。ここは、H氏が滅びた城です。


夜の8時半頃、私たち取材班はH城跡へ到着。とりあえず、あたりを一周してみることにしてみました。すると、まず橋のたもとに着物を着た女性が立っているのが見えました。

その瞬間、憑依合体された私は、悲しくなって泣きながらその頃起きたことを訴えました。私の目に映ったのは、女、子供が首を落とされる姿ばかりでした。そして、霊を慰めてくれと訴えてきました。

その後、一行は草むらをかき分け歩いていきました。あたり一面はまるで死体が腐っているような匂いがしました。さらに、先に進んでいくと草が生い茂ったある場所で、猫のような動物が「ギャー」と鳴いたのです。とっさに私はこれ以上進むのは危険と判断し、一行は引き返しました。動物が危険なことを教えてくれることは良くあることなのです。

その後、女子供が悲しい目に合った川のほとりで拝み、時間を見ると、もう11:20pmです。すでに夜も更けてきているのに、今度は鳥が「ギャー」と鳴きました。また、危険を知らせる声のようでした。その時、お化粧の匂いがあたりに立ちこめました。

「なんか化粧品の匂いがしない?」と言うと、「ほんとだするよー。これオシロイ?」とみんなが言っているうちに後ろにある川の方を振り返ると、おおぜいの死化粧をした女性がこちらへ歩いてくるのが私には見えたのです。

11:30pmには戻らねばと考えたのはこのことだったのです。私は振り返らずに「撤収〜」を叫んでいました。みんな大急ぎで帰途につきました。その後、一人のスタッフに霊が憑いてしまい浄霊をしました。

とにかく、死化粧の女性たちは城が落ちることを知り身支度をしたのだと思います。

 

いままでの中でかなりすごい体験でした。