長男 10歳3ヶ月(小4)
次男 6歳11ヶ月(小1)
だいぶ時間が経ちましたが、各塾の入試報告会に参加したのでまとめておきます
参加したのは、以下の日程です↓
3/3 早稲アカ(新宿住友ホール)
3/11 SAPIX(文京シビックホール)
3/15 四谷大塚(渋谷さくらホール)
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まずは、自塾から。
※メモを元にしているので、聞いたままを記しています。
早稲アカ
【2024概況】
・受験者数は微減(卒業生数減が原因か?)だが、受験率はアップ。
・埼玉で受験者数増。→開智グループの新設校影響か?
・公立一貫校では受験者数減。
・附属校人気は落ち着く。→学校選びが多様化。
・駒東、早稲田の人気アップ。→東大合格率や推薦枠の影響か?
・2024は、予習シリーズ改訂後初の受験となった。→合格者数アップ。
【志望校選びについて】
・5年生の間に第3志望くらいまで目星をつける。
・早稲アカで6月くらいに各校のイベント予定あり。
・学校見学で、子供にどこがよかったのかを具体的に理由を尋ねてみるのが良い。
・我が子に合った学校とは?→笑顔で6年間過ごせる学校。そのために、子供と一緒に学校見学に行くことをオススメ。
【その他】
・SPICA(早稲アカ母体の最難関中学専門塾)の開成合格率は80%。→2024年4月から、早稲アカの小3生にSPICAの論理で指導する「3JS」クラスを新設。
・小5からNNジュニア(開成・桜蔭トップレベル講座)始まる。
SAPIX
【2024概況】
・男女ともに「安全校」の傾向が顕著。→早く合格校を確保したいという動き。
・駒東、早稲田人気。→東大合格人数や設備拡充の要因か?
・繰り上げ合格数。→筑駒は増、開成は減。地理的要因(通学範囲)、新校舎(開成)、海外大への進学(開成)が要因か?
【次年度以降学年へのアドバイス】
・直接、学校訪問してミスマッチを防ぐ。
・偏差値を過信しない。→偏差値より、我が子に合うかどうか重視。
・受験パターン。→①チャレンジ校②合格適正校③安全校の3つのバランス・メリハリが重要。早めの合格を確保して安心材料を作っておくことでメンタルが落ち着く場合もある。
・2026は入試日程の変化あり。→サンデーショック。フェリス女学院中は日程変更を行わないことを発表。サンデーショックと言うが、実力のある子にしてみたら「サンデーチャンス」となり得る。
【伸びる子の特徴】
①観察力がある。→周りの物事への興味・関心のある子。いろんな事に疑問を持って追求する力のある子。
②授業を大切にしている子。→授業+復習をしっかりする子。先生や他の子の話まで覚えているような子。メモを取る事も大事。
③コツコツ頑張れる子。
④「ココ出来ないといけないね」という問題をきちんと取れる子。→中学受験の要求水準が、過去と比べてどんどん上がっている傾向にあって、近年の入試は12歳が理解出来るギリギリのレベルだという見方も。そんな高水準のなかでも、きちんと得点出来る問題を落とさない事が大切。
【保護者のサポート】
・中学受験は「子供が主役」。親の自己実現の場ではない。親の役割はマネージメントと共感力。
・プラスイメージを含む声掛けが大事。
・不安と上手に付き合うこと。→不本意な結果でも、頑張った事は無駄にならないと心得る。
四谷大塚
【中学入試で求められる力】
・目標に向けて計画を立て実行する力。
・困難があっても粘り強くやり遂げる力。
・未知の問題を解決する力。
・デジタルの素養。
四谷大塚は、中学入試に向けてというより、その先を見据えた教育についての説明が多かったです。そのための中学入試というスタンス。
わたしが1番興味を持ったのは、6年生9月以降からのAIを活用した志望校対策演習というシステムで、それまでのテスト結果をAIが分析して、個々の弱み、苦手な分野を徹底的に学習し克服に導くということです。
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各塾、【各教科ごとの分析】がありましたが、それについては、情報が多くてブログにまとめきれないので、興味があれば来年度以降、直接報告会に参加してみることをオススメします
各教科の先生たち、本当に受験のプロだな、と思わせる見事な分析力でした
親のサポートや次年度以降の入試傾向について、有益な情報満載でした
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早稲アカの報告会は2時間のフル参加でしたが、SAPIXは1時間ほど経過したところ(ちょうど教科別の算数だけ聞いて、国語に入ってすぐ辺り)に、火災報知器が作動するというハプニングが発生したため、そこで退出しました
火災報知器が作動したのに、会場のアナウンスとしては「会場の担当者が確認しているのでお待ちください」と…。正常バイアスが働いていたのか、みなさん避難しようとすることもなく座っていらっしゃいましたが、わたしは万一のことを考えてすぐ退出しました。結果的に誤作動だったのかもしれませんが、なぜすぐに誤作動だと判断するのか、初動に疑問を感じざるを得ませんでした。
四谷大塚の報告会は、時間の関係で最初の1時間だけ参加したのですが、後半が教科別の分析だったようで、前半は「中学入試に求められる力」と題して、ほとんどが四谷大塚の教育方針や指導の方向性、またテキストやシステムの紹介だったため、あまり入試について情報が得られなかったというのが正直な感想です。
出来れば、後半の強化別分析が聞きたかったな、と
各塾、カラーの違う報告会で楽しめました
来年度もチャンスがあれば参加したいと思います。