今回はジークレストの技術施策として実施している
「CRハッカソン」についてレポートしたいと思います。
== そもそもCRとは? ==
SGE(注釈1)の同じ子会社である株式会社アプリボットが提唱している
「ルーチンワーク(Routine)を効率化し、新しいチャレンジ(Challenge)に時間を割く」
という考え方です。
参考:「ベンチャー流働き方改革」
https://ameblo.jp/kouki-ukita/entry-12248019460.html
注釈1 :
SGEとは…(next)Smartphone Games & Entertainment By CyberAgentの略で、
ゲームを開発・運営する子会社が所属しているサイバーエージェントの組織
参考:SGEとは
https://creator.game.cyberagent.co.jp/?page_id=2599
== CR実現のために ==
業務効率化やチャレンジという言葉は良く口にされるものの、
いざ日々の業務の中で実施しようとしても自然とできるものではありません。
そこで、エンジニアが丸一日ハッカソン形式で時間をとることで
改善を実現させようと「CRハッカソン」を行いました。
== ハッカソン事前準備 ==
ハッカソン準備ということで事前に業務の課題をヒアリングします。
普段困っているがなかなか解決に手がつけられていない事を、職種を問わず
プロジェクト内でヒアリングし、リストアップしました。
今回は改善への取り組みが目的なので、特に優劣をつけるわけではなく、
参加エンジニアがリストの中からできるだけ多くの改善に手をつけていきます。
== ハッカソン当日 ==
イベント&コミュニティスペースのTECH PLAYをお借りしました。
普段のオフィスとは違う場所で開発することで、没頭して集中できるのがいいですね。
中にはソファーでくつろぎながらコーディングしたり、集中方法は人それぞれです。
【開発内容】
細部まではお伝えできませんが、分類するとこういった開発内容です。
・デバッグ作業の効率化
・クリエイターのリソースチェック効率化
・プランナーが登録するマスタデータ管理作業の効率化
== ハッカソンNgiht & LT会 ==
当日夜に、ハッカソンには参加していないエンジニアも招いて事例紹介を行いました。
それぞれが抱える課題やその解決のアプローチ方法などが具体的なため
参考になる事例が多く、情報共有や連携がしやすいのがSGEの良いところです。
また今回の取り組みについて各プロジェクトからの反響も大きく、
ジークレスト社内でもLT会(注釈2)形式で事例紹介を行いました。
会議室が満席になるほど盛況で、感謝や改善要望といった多くの感想をもらえました。
注釈2 :
LTとは…"Lightning Talk (稲妻トーク)" の略で、プレゼンテーションの形の一つです。
発表に掛かる制限時間5分以内と設定することでテンポよく気軽に発表します。
【感想の一部】
・管理ツールの改修など積極的に取り組んでいただけるの本当にうれしい。
・CSの要望を聞き入れていただき、助かっております!
・管理ツールのUIが紛らわしいところや、古い機能の改善も今後期待しています。
・エクセルのVBAを勉強しようと思って調べていましたが挫折をしていました。
マクロの生成なりコーディングを勉強できる機会があると嬉しいな。
== おわりに ==
CRハッカソンは初めてでしたが、プロジェクトの課題解決に直結するため
エンジニアにとっても貢献が実感でき有意義でした。
要望をそのまま実装するだけでなくエンジニア視点から工夫を加えたり、実装中も
チャットで活発に意見交換しながら作ったりと、楽しく取り組むことができました。
日々の開発も大事ですが、改善への意識、時間を確保する文化が浸透するよう
今回のようなイベントを積極的に開催していきたいと思います。
以上、CRハッカソンの取り組み紹介でした!