目に留まった記事。
「九州進出インサイト」

サイゼリアの西日本ゾーンのマネージャーさんのインタビュー記事から引用。

2010年3月、福岡県久山町トリアスにオープンして以来、約3年間で福岡県内に21店出店。

「よいもの」「毎日食べられるもの」を適正価格で提供し続けるという、経営理念を持つ。

コストをシビアにとらえていることから、出店の条件で、まず地代がどうかという点。
元々、八百屋の二階という三等立地からはじまったという出自があるため、立地の良さで売ってはダメという経営の考え方があるそうだ。


また、関東と福岡の注文の違いがある。
関東では、イタリアン居酒屋として営業していたため、先ずワインとつまみから注文する客が多い。九州ではファミリーレストランとしての利用が多いようだ。

以上、九州経済調査協会が発行する九州経済調査月報(2013.5月号)より部分引用、リライト


な~るほど、ほとんど広告をせずに、じわり人気をキープしているサイゼリア。

ワインは安い価格の割に結構いけると思うし、そういう利用者の声も聞く。ここで、この価格でこの味なら十分だと評判も宜しい。
しっかりとした、経営戦略がモノをいう一例だ。