中央政府と報道の自由を賭けて闘争を繰り広げた民主化色の強い「南方週末」。
行方を注目していたが、結果的に中央共産党支配が強まりそうだ。
日本国内メディアも最近、大資本側に操られる傾向が強まってきており、ひどい状況になってきているが、かの中国では報道の自由を求め戦っている人たちもいる。
日本メディアも彼らを見習うべきではないだろうか。
以下の記事は事実報道をそのまま転載しています。(4月10日香港時事より)
↓
南方週末発行元の会長交代=記事改ざんの党官僚起用-中国【香港時事】
「憲政」実現を主張する新年号の記事が当局の指示で改ざんされた中国広東省の有力週刊紙・南方週末を発行する共産党系メディア企業・南方報業伝媒集団の会長が9日までに交代した。新しい会長は改ざんに関与したといわれる省党委員会宣伝部の副部長で、改革志向が強い同紙に対する締め付けが強化される可能性が大きい。
広東省政府はこのほど、3月の人事異動として、南方報業の楊興鋒会長が退任し、楊健氏が後任になったと発表した。楊健氏はこれまで省党委宣伝部副部長・同社党委書記を務めており、さらに会長を兼ねたとみられる。
記事改ざん事件は1月に起き、記者らが猛反発。黄燦編集長の辞任などを条件に事態は収拾されたが、実際には編集長は留任した。事件直後に更迭説が出た省党委宣伝部の※(※=席の巾を尺に)震部長も続投しており、保守的な宣伝部門の陣容は結局、改められなかった。
(転載は以上)
中国における報道の自由、民主化の春は遠いようだ。
行方を注目していたが、結果的に中央共産党支配が強まりそうだ。
日本国内メディアも最近、大資本側に操られる傾向が強まってきており、ひどい状況になってきているが、かの中国では報道の自由を求め戦っている人たちもいる。
日本メディアも彼らを見習うべきではないだろうか。
以下の記事は事実報道をそのまま転載しています。(4月10日香港時事より)
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南方週末発行元の会長交代=記事改ざんの党官僚起用-中国【香港時事】
「憲政」実現を主張する新年号の記事が当局の指示で改ざんされた中国広東省の有力週刊紙・南方週末を発行する共産党系メディア企業・南方報業伝媒集団の会長が9日までに交代した。新しい会長は改ざんに関与したといわれる省党委員会宣伝部の副部長で、改革志向が強い同紙に対する締め付けが強化される可能性が大きい。
広東省政府はこのほど、3月の人事異動として、南方報業の楊興鋒会長が退任し、楊健氏が後任になったと発表した。楊健氏はこれまで省党委宣伝部副部長・同社党委書記を務めており、さらに会長を兼ねたとみられる。
記事改ざん事件は1月に起き、記者らが猛反発。黄燦編集長の辞任などを条件に事態は収拾されたが、実際には編集長は留任した。事件直後に更迭説が出た省党委宣伝部の※(※=席の巾を尺に)震部長も続投しており、保守的な宣伝部門の陣容は結局、改められなかった。
(転載は以上)
中国における報道の自由、民主化の春は遠いようだ。