自民大勝利の得票数について洗ってみた。
投票率は、59.3%(全国)で、前回69.3%を大きく下回り、戦後最低。
その内、小選挙区300議席の内、自民党237議席。議席獲得率は79%と圧倒。
しかし、得票率をみると43%で、死票は53%。
投票しなかった者も合わせたすべての有権者の内、25.5%が自民党に投票したことになる。
4分の1だ。
また比例代表では自民党は57議席で、全180議席中の議席獲得率は31.7%だ。
なお衆議院全体(小選挙区+比例代表)では、全480議席中、自民294議席。
議席占有率は、61%となる。
見方を変えれば、全有権者(投票しなかった人も含めた総数)の内、約7割は自民党に票を投じていない。
荒っぽい計算で恐縮だが、これが事実。
小選挙区制に比例代表を組み合わせる現行制度が、いかに国民の意思をそのまま反映できないかを露呈する。
地方によっては投票時間を正規の時間を切り上げて終わったところも数多くあるとのこと。
これも問題ありだ。
一票の格差是正問題もあり、選挙終了直後に各地で無効訴訟が提訴された。
高知県3区の1票分は、千葉4区では、0.43票。東京6区、神奈川10区は同じく、0.44票ということで、二人分合わせても高知3区の1人1票に及ばない。
福岡2区でも、0.49票だ。
この矛盾は違憲状態であることを認めねばならないのでは?
圧勝した自民党政治家たちは「勝てば官軍、やりたい放題」などはもってのほか。
この現状を見据え、驕らず謙虚に、議員定数削減や、矛盾した小選挙区制など、選挙制度を是正すべきだ。
民主党ができなかったことを自ら行えば、それなりの評価も高まる。民主党の政権交代以降、野党に転落した自民党がそれなりに勉強してきたならば、今回のリベンジで懸案事項をスカッとさせてほしいものだ。
自己改革能力がない議員なら、辞めろと申し上げたい。
投票率は、59.3%(全国)で、前回69.3%を大きく下回り、戦後最低。
その内、小選挙区300議席の内、自民党237議席。議席獲得率は79%と圧倒。
しかし、得票率をみると43%で、死票は53%。
投票しなかった者も合わせたすべての有権者の内、25.5%が自民党に投票したことになる。
4分の1だ。
また比例代表では自民党は57議席で、全180議席中の議席獲得率は31.7%だ。
なお衆議院全体(小選挙区+比例代表)では、全480議席中、自民294議席。
議席占有率は、61%となる。
見方を変えれば、全有権者(投票しなかった人も含めた総数)の内、約7割は自民党に票を投じていない。
荒っぽい計算で恐縮だが、これが事実。
小選挙区制に比例代表を組み合わせる現行制度が、いかに国民の意思をそのまま反映できないかを露呈する。
地方によっては投票時間を正規の時間を切り上げて終わったところも数多くあるとのこと。
これも問題ありだ。
一票の格差是正問題もあり、選挙終了直後に各地で無効訴訟が提訴された。
高知県3区の1票分は、千葉4区では、0.43票。東京6区、神奈川10区は同じく、0.44票ということで、二人分合わせても高知3区の1人1票に及ばない。
福岡2区でも、0.49票だ。
この矛盾は違憲状態であることを認めねばならないのでは?
圧勝した自民党政治家たちは「勝てば官軍、やりたい放題」などはもってのほか。
この現状を見据え、驕らず謙虚に、議員定数削減や、矛盾した小選挙区制など、選挙制度を是正すべきだ。
民主党ができなかったことを自ら行えば、それなりの評価も高まる。民主党の政権交代以降、野党に転落した自民党がそれなりに勉強してきたならば、今回のリベンジで懸案事項をスカッとさせてほしいものだ。
自己改革能力がない議員なら、辞めろと申し上げたい。