日産自動車のゴーン氏。
本日の日経新聞での記事「成長戦略を聞く」の中でこう言う。

(以下、部分抜粋)
予見不可能な出来事が多発する中、リーダーに求められるものは。 
「第一はビジョンだ。つまり将来のあるべき姿を描き、戦略を組み立て、優先順位をつける。  …中略…  想定外の嵐が襲うなかでも企業をその状況や危機に対応させる。方向性を決め、組織のベクトルを合わせることだ。 …後略…」
(抜粋は以上)

全く同感だ。
企業経営の根幹は、変化に対応すること、または自ら変化し続けることが使命である。

翻って・・・

財界トップの方々が、日中関係をどうしろとか、原発を稼働せねば経済が立ち行かぬとか、政治に口出ししておられるが、天下国家とその国民が健全であるという基盤があってこそ、経済は成り立つ。

確かに現在の政治はボロボロで、健全な国家の体をなしていない。
しかし、日中関係や原発問題など重大な問題が生じてもなお、拝金主義こそ正義であるかのごとき言動を振りかざし、既得権益にしがみつき、棄民も良し、売国も良し、子々孫々に付けを回すも良し、とのたまう方々は、即刻そのお立場から去られ、お宅に帰って孫守りでもされよ。

財界トップと称する方々には、ゴーン氏の爪の垢でも煎じて飲ませてもらってはどうだろうか?