台湾貿易センターからのメルマガ中に興味深い記事があったので、引用します。(以下)

【NEWS】2012年版台湾のブランド価値ランキング
~あなたはいくつご存知ですか?~

台湾の経済部国際貿易局、中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)が民間企業に委託して行った「2012年版台湾グローバル・ブランド調査」の結果が発表されました。

台湾のブランド価値ランキング20社、あなたはいくつご存知ですか?
(2012/09/25発表)

1位 HTC(宏達国際)

2位 ACER(宏碁)

3位 ASUS(華碩電脳)

4位 TREND MICRO(趨勢科技)

5位 MASTER KONG(康師傅)

6位 WANT-WANT(旺旺)

7位 GIANT(巨大機械)

8位 SYNNEX(聯強国際)

9位 MAXXIS(正新橡膠)

10位 85℃(美食達人)

11位 ADVANTECH(研華公司)

12位 MERIDA(美利達工業)

13位 D-LINK(友訊科技)

14位 UNI-PRESIDENT(統一企業)

15位 ZYXEL(合勤科技)

16位 JOHNSON(喬山健康)

17位 CYBERLINK(訊連科技)

18位 TRANSCEND(創見資訊)

19位 DELTA(台達電子)

20位 WOWPRIME(王品餐飲)

(以上、転載記事の一部。以下は私見です)

以上だが、企業集団名ではないようで、単一企業名=ブランドとしているようだ。
上位4位までがIT関連製造業。続いて5~6位は食品メーカーで中国で成功している企業だ。
7位の「GIANT」は自転車メーカーの世界企業となりつつあるが、中国正式名称は「巨大機械」という。
こうして並べてみれば、大陸投資または販売で儲かっている企業が圧倒している。
WANT-WANT(旺旺)はせんべいなどの菓子メーカーで、これも中国で成功している企業で、漁船を出すお金を1300万円拠出したことで憤慨する台湾人も多いようだ。この会社はラジオ局を買収したことでも知られている。

一方で、つい最近、テレビ局が香港資本に買収されたばかりだが、よくも政府が認めたもんだとの声も大きい。大陸のメディア支配が強まってきていることに懸念をぬぐえない。

こういう台湾の実態を見て、馬英九総統の最近のコメントが中国寄りにシフトしているのも理解できないわけではないが、飲み込まれ支配される予兆もありそうなので、心配している。

日本政府も台湾を大事にして、しっかりしたお付き合いしないと、我が国自体も危険だ。