昔からのバンド仲間とかは、小生がクインシー・ジョーンズ・フリークであることを良く知っている。

彼の全アルバムを聴き込み、アレンジが頭の中に入っている。


彼のスタンダードナンバーの新アレンジによるカヴァー曲と新曲を織り交ぜたニューアルバムを紹介しましょう。


昨年末からマイブームのアルバムの一つになっている。


QUINCY JONES / Soul Bossa Nostra

愛と正義のマーケティング男は情熱で~福岡九州からアジアを望む


IRONSIDE, STRWBERRY LETTER 23, GIVE ME THE NIGHT,  TOMORROW,  YOU PUT A MOVE ON MY HEART, SECRET GARDEN, BETCHA WOULDN'T HURT ME, EVERYTHING MUST CHANGE,・・・


など、名曲が別アレンジで現代によみがえり、とても楽しい。


本来ベーシストである小生としては、特にオリジナルはBROTHERS JOHNSONの曲 GET THE FUNK OUT OF MY FACE に聞き惚れた。

ここでのベーシストはAndrew Gouche。実に上手い!


このアルバムでも、ブラックミュージックのニュースターたちをたくさん起用している。


知らないミュージシャンが、どっさり。

というより、日本ではあまり知られていないコンテンポラリー系のアーチストを多く起用。


AKON, DAVID BANNER, MARY J. BLIGE, B.o.B., TEVIN CAMPBELL, LUDY CURRENCE, JAMIE FOXX, JENNIFER HUDSON, WYCLEF JEAN, TALIB KWELI, JOHN LEGEND, LL COOL J, LUDACRIS, MOHONBI, NATURARRY 7, PRINCE CHARLEZ, Q-TIP, ALFRED RODRIGUEZ, SNOOP DOGG, T.I., T-PAIN, ROBIN THICKE, THREE 6 MAFIA, TYRESE, USHER, BARRY WHITE, BEBE WINANS, AMY WINEHOUSE

以上のアーチストがジャケット表にクレジット。


これまでにも綺羅星のようなスーパープレイヤーたちを多く起用して制作してきたので、そのこと自体彼のプロデュース路線としては同じだ。

若きラッパーやヒップホップ系アーチストなども織り交ぜ、新鮮な音がふんだんに楽しめ、賑やかだ。


だが、小生がもの足りないと思うことは、ジャズミュージシャンによるインスト(楽器)のソロがとても少ないこと。


クインシーも、盟友レイ・チャールズや、ルー・ドナルドソンら、同じ時代にブラックミュージックを発展させてきた仲間たちがが亡くなり、とても寂しいことだろうと思う。


まだまだ、頑張ってほしい。