国連の潘基文事務総長がミャンマーに行き、軍事政権と会談して拘留中のアウン・サン・スー・チーとの面会を求めたが、拒否された。
(7月3日、4日)
国連加盟国が選んだ代表に対して、拒絶することは国際社会としていかがなものか。
こけにされた国際社会も、よく黙っているものだと不思議でならない。
それも、常任理事国側の韓国人に対する冷やかな態度の表れかと疑ってしまうほど、さざ波も立たない。
日本はミャンマーがイギリスの植民地とされていた歴史を塗り替え、民族独立を促した恩人である国。
日本政府、首相、外相はもとより、政府与党自民党のどなたか、強力な非難と共に、アウン・サン・スー・チーの解放を要求すべきではないのか。
彼女の亡き父は、イギリスから独立運動を進めた指導者、アウン・サン将軍。(オン・サンとも書く)
彼の日本に対する尊敬の念や、熱い想いに報うべきではないのか。
戦後、日本に亡命したお礼に来られたりした強い関係があることを、日本の次の世代もしっかり繋がり続けるべきだ。
選挙のこと、党利党略のことばかりが政治家の頭の中を支配しているのだろうが、世界の平和と秩序に対して、もっと明快なアナウンスを強力に行うことこそ、日本の使命ではないだろうか。
ウィグル問題に対しても、日本を代表したメッセージを伝えなければならないのではないのか?
アメリカや周りのご機嫌伺いばかりするような政治家たちなら、全員辞めてもらい、ガチャポンで行くしかないな。