お茶の教室に通うようになって、和菓子系のお菓子を食べる機会がすごく増えた。
毎週のお稽古には、先生が京都からとかのお茶菓子を準備しておられ、それがとても素晴らしいものばかり。
さらにお稽古に来られる生徒さんの中にはお菓子屋さんもいたり、旅行のお土産とか皆さんも持ってこられることが多い。
小生など一回のお稽古の時に、3種から5種ほど頂くことになる。
元々、甘党ではないハードボイルド男が、こんなに和菓子に染まる中年男も珍しいと思う。
今週のお稽古では、大分に旅行した生徒さんがお土産のお菓子を持ってこられており、珍しかったのでブログ掲載しようと思い写真撮り。
渓月堂の豊の菓柿(とよのかし)というお菓子。
渓月堂という大分県中津市にあるお菓子屋さんの物。
熟した干し柿をそのまんまスライス状にして組み合わせている。
柚子がゼリー状(というかジャム状というか)にまぶして使われており、柚子の香りも良い。
食べると干し柿の甘さに、柚子風味が混ざって品のいい甘さだ。
菓子に付いていたしおりによれば、干柿はお菓子の原点とも言われるそうな。
この渓月堂は干柿を使ったお菓子をメインとしているようだ。
また、別商品では巻柿とかあって、それは菊池寛の名作「恩讐の彼方に」で知られる耶馬渓の名産で、江戸時代からも中津の名物だと。
お菓子を頂きながらも、こういう勉強ができるとは、お茶の文化は広がりもすごい。
・・・・・ありがたいことです。
ありがたや、ありがたや・・・・