メタボから成人病予防や精神衛生のことを考えて、我ら日本人にとってベストな動物蛋白質は鶏肉ではないだろうか。
我々東洋思想の根源の一つでもあるインド、ゾロアスター教から伝わる教えでは、牛は神様。食べるなどもってのほか。また、中華の肉といえば基本は豚(猪肉)で主流ではない。
貧しい日本は牛や馬の主流は農耕、荷役用で重宝された動物。老いて働けなくなった際に、その命を頂く。
日本は卵を産む鶏の飼育も、卵を産まなくなったら頂く。冠婚葬祭、お祭りや、大事な客人へのご馳走として、鶏を絞めて、料理を振る舞う。陸上動物以外では、海の幸の魚介類(鯨も含め)も海に囲まれている国として常用食だ。(中山間部や地域による差異も大きいが)
アメリカをはじめ、欧米の人々は牛は食肉、牛乳、乳製品として上等で重要な位置づけで、鶏肉は下位だ。
chicken チキンと言えば、食べる肉が少ししかない=痩せて魅力のない。転じて→つまらん、しょーもない奴。という意味で、人を馬鹿にする言葉として、使われる。
彼らにとっては、肉の最下位は鶏肉。次が豚。次が七面鳥。最高位は牛肉だ。
個人的観測だが、牛肉の効用は瞬発力やパワーが出て、戦闘意欲が高まる。言い換えれば好戦的で野蛮な行動を取りやすくなり、ケンカや戦闘、暴力やセックスなど瞬間的アニマルとなるパワーが強まる。
「キレる」ということにも直結しているかもしれない。
また、それはマクドナルドのハンバーガーの影響だという人も多い。
(参考に)映画「スーパーサイズ・ミー」では、30日間マックバーガーを食べ続けた恐怖を描いている。
http://www.movienet.co.jp/movie/opus01/supersizeme/
牛肉を食べることについて、古代インド哲学(または、思想or宗教)では、人に悪影響を及ぼす何らかの因果関係がわかって禁じたのではないかと、小生は半分本気で信じている。
そこで、今回は鶏肉料理のお勧め。
鳥刺し。とても鮮度が要求される。
レバー刺しが絶品なのは、博多中洲川端の国体道路からちょっと入った所の「海と山」。
海と山の鳥刺し。旨い!
ここに行けば、鶏レバー刺しと、地鶏の炭火焼をほとんど必ず食べる。これがまた美味しい。
次は、はじめて行った「鳥蔵」(とりくら)。春吉ジャスマック酒肴小路にある店。
ここで博多名物料理である鶏肉を使う「水炊き」。
「水炊き」の店は名店がたくさんあるが、ここは新しく小ぶりで落ち着ける。
鳥蔵での水炊きと、唐揚げも旨い!
次はローコストランチ。
地鶏丼。
博多駅構内デイトスにある竹乃屋で。
286円=税込で300円!安い!
ランチメニューが旨くて安い!
この居酒屋チェーン店での焼き鳥、地鶏の炭焼きなども抜群に旨い。焼き方、バッチリ!
少し前にシリーズでやってた番組「貧乏脱出」(だっけ?)で、社長が自らその出演者に指導されていた。
ここの社長も、努力家のナイスガイだ!
竹乃屋。豊竹などのチェーン店HP↓
http://www.umakamonya.com/index.html
牛肉も旨いでしょうが、健康管理は体も心も、と考えれば鳥料理がお勧めだ。
美味しく、ヘルシーに楽しみましょう!