食品の偽装は命にかかわることは絶対に許せない行為だ。

その話とは別に、筆者の体験話。


上海の百貨店Parkson「百盛」でベルトを買いに行った時のこと。


丁度、セール中で3割引き。牛革のいい感じのデザインのものを見つけ見定めようとしたらバックルが不良品。

割引で約135元(日本円2000円ちょっと)のものだったが、その店員は似たデザインで200元以上の高いものを勧めて、小生は不要と一旦断ったらあれと同じ値段でいいという。


ならば、と買ったベルトがこれ。

愛と正義のマーケティング男は情熱で~福岡九州からアジアを望む  

見かけも、まあまあだからいいかと数回使って分かったことは、



・・・な~んだ合成皮革か!

しかし見た目もよくできている。ベルトの裏張りはもともと合成とわかっていたのだが、表革が合成等は全く見えなかった。合成皮革の製造技術も凄いなあと感心したもんだ。


心の中でにやっとしながらこんな体験、たまにあることだと、思い出したこと。


ずいぶん前、ある野球チームの優勝セールの時、レザーの男性用ジャケットが5000円。たしか二万いくらかのものを、と表示されていたような。表示には中国製、牛革とあった。文字通り受け止めて、在庫処分もあっての超安値だろうと思いつつ。そんなに安いならと買ったのだが・・・・。


何回か着てわかったのは・・・




これも合成皮革だったのだ。


日本の有名量販店で販売しているものとしては、どうかと思うが、今を思えば当時はそんな当たり外れは結構あって、なぜ安いかとかよく考えたり、見る目を養うことが必要とかいうことを学ばせていただいている。

消費者が賢くなるべきと言う一方で、広い心で見れば、まがい物をつかませられることも楽しい経験の一つとも思えるが。


ま、人生いろいろあることが楽しいのかも・・・・