昨日のブログに書いたテレビのグルメ番組のことだが・・・
そもそも、グルメ番組のレポーターは真実の味評価をできる立場ではないことを前提で見るという、視聴者側のマナーが必要だ。
といっても、映像で見せられる側は無防備だから、わかっている人、全然わかっていない人が程度の高低差を伴って多様な人が存在する。
レポーターの口から辛口コメントを期待するとしたら・・・・
(例)ちょっとクセがあって私は苦手とか、手が込んでいるわりに味がボケてるとか、懲りすぎて苦心の甲斐がない味だ、
とかこんなコメントする本気のグルメ番組作ったらウケると思うが。
グルメ番組に視聴者が期待するのは、レポーターの「ヨイショ」コメントより、客観的な評価を期待したいのでは?
という小生なりの仮説から・・・
テレビのグルメ番組、旅行番組を改革するには!(以下、企画案)
視聴者の中からレポーターを募集して選考。世代は20歳ぐらいは基本的にアウト。少なくとも味覚体験、旅行体験の積み重ねとかが多く、趣味文化に精通している人で、30半ばぐらい以上とする。
選考基準もそれなりに納得できる設定で準備し、その選考風景も番組化する。
合格選考された数人(3人ぐらい)でグルメ探検隊(仮称)を結成。(5人ほど選んで回していくのも一案)
それに番組側の人間(MCインタビュアー)が加わって三人に質問とかで聞き出していく。
探検隊メンバーは、他の人の意見に左右されず堂々と自分の感性で意見を言う。誉めることは誉め、不良な時は、私の口には合わないとか、私はもう一度食べたいとは思わないとか、率直な意見をしゃべってもらう。
さらにテレビとネットの融合で、番組で流しながら視聴者がメール送信して評価する。5段階評価と一行コメントを送信。そのお店の既体験者による評価と、未経験者はこれを見て行きたいと思うかという評点を5段階点数とともに一行コメント。それを集計して発表する。
これをやれば、評価する映像にネット評価が加わり、多元的な評価を視聴者が体験できる番組となる。客観評価は個人評価の集大成であるということを体現でき、面白く、充実した内容になる。
こんな番組を作ってはどうか?
Copyright ©村上隆英