昨日は、NHKテレビで早明戦観戦。
明治大学は素晴らしい勝利を収めた。
開始直後の拮抗から、段々と時間が進むに連れ、明治がスピードの速い展開を見せた。
密集からのブレーク、次のポイントへのフォローなど、グングン出て行き、早稲田のミスがチョコチョコと出てくる。
イーブンボールに対しても、明治が揃って勢いよく仕掛けており、早稲田が抑えられたようだった。
また、フォワード7番の突進などで早稲田はディフェンスも一歩遅れ気味。
後半終了間際で、早稲田が明治のディフェンスをうまく交わしての素晴らしいトライを決め、22対24まで追い着き、ゴールが決まれば同点だったのだが、決めきれずにホイッスル。
目下、早稲田に対し8連敗だった明治がこの冬の大学選手権出場を逸しつつも、早稲田に辛勝ながら雪辱。
明治フィフティーンは涙でこの勝利の喜びを噛み締めた。如何に伝統校同士の戦いが極まれるか、という戦いを見せてくれた明治大学。
明治大学の主将のインタビューは清清しく、スポーツマンらしい姿勢で、後輩に継いで行ってほしいと願う。
また、来年は頑張ってほしい。
早稲田は大学日本選手権に登場するが、この戦いぶりでは連覇は厳しいかもしれない。
清宮監督時代のスピード感溢れる積極的な展開ラグビーにこそ、早稲田の真骨頂があると思うが。
終了後、たった今まで体をぶつけ合っていた両校フィフティーンは、お互いの健闘を讃え合い入り混じって言葉を掛け合っている。これもラグビーの独特のシーン。ノーサイドの精神だ。自分もラグビーに関わる者の端くれとして、いい気分に浸れる。
トップリーグでは、昨日我らが福岡のコカコーラが神戸製鋼から勝利をもぎ取った!
素晴らしい快挙だ!
これから、ますますラグビーが面白くなる。
(オマケ)なんと、NHKサンデースポーツでは、この試合をちゃんと取り上げないのって、どういうこと?