現代社会は情報洪水の中で、言葉・単語も加速する。
仕組みや人と企業も複雑になり、ITが進化するに連れ、ますます情報洪水が加速する。
チラッと若いグループの歌が耳に届いた。
ET-KING という。 http://www.et-king.com/
世の中、何だか、わからないことばかりが多すぎる・・・
というような歌詞(だったような)。
小生は昨日のブログにアラサーと書いたが、アラフォー、アラ・・・、アラ・・・など言葉が生まれ、派生して、伝播する。
マーケティング男の場合は仕事上もあって結構敏感に反応し、使う機会も多いが、これが日本全国レベルとなると話は大きく違ってくる。一部業界や、コミュニティ、グループでの業界用語や隠語などがあることは当たり前でそれは問題ないが、一般に不必要な言葉はマスコミでの使用を抑制すべき。従来の言葉で理解が及ぶ言葉に置き換えるべきだ。
どういうことかというと、テレビは特に異常な発信をする。マスコミ業界用語とか、芸能界用語とかを表舞台にすぐに引っ張り上げてくる。お笑い芸人の、しょーもない言葉とかを独り歩きさせたり、渋谷の女子高校生の友達だけで使う言葉を、えらいたいそうなものの様に取り上げる。オカマ言葉もそうだ。また、お笑いタレントが世界チャンピオンを茶化し、どついたりするような番組に品格のかけらもない。
一般生活者のライフスタイルから見れば、まったく異次元社会だ。
ところが、テレビ番組を作る側の人間たちは、自分たちが異常であることを知らない。そして知識教養もトレンドも自分たちがリーダー格だと錯覚している。つまらん内容でも情報垂れ流しができる特権階級となっていることに胡坐をかいている。視聴率という、実にいい加減な魔物に迎合せざるを得ない仕組みを自らが作り上げ、もがいているように見える。
テレビは最近面白くない。だから、私はほとんどテレビを見ない。ニュース番組を複数見比べたり、スポーツか、ドキュメンタリー番組など事実報道ならば見るが、いつもオカマが出るような異常な番組は、ほとんど即刻チャンネルを変える。悪いことをしていそうな人たちが偉い人かのごとく、登場していたりもする。
今やテレビは全般的に見て、相当、実社会とずれている。
しかし、言葉も社会システムも、複雑化して、判りにくいだろうなあと思う。
今の子供たちや、作る人たちは偉いんだろうと信じて無抵抗にテレビを見ている人たちは、その影響を受け、ゆがんだ人格・人生を歩む可能性も孕む。歪んだ人がすでにテレビ側にも相当いるのだろう。
ET-KINGの歌は現代一般の若者の言葉を代表していると思う。
何だか、わからないことばかり多すぎる・・・ホントにそれが実感だろう。
できる大人はこう言うだろう。・・・だから勉強しろと。
しかし、親が子に教育を受けさせることは義務だけれど、その義務教育レベルで十分な社会生活が営めないのであれば、国家システムが問題だ。国家上級管理職の東大出のエリート、お坊ちゃま官僚たちが智恵を凝らし、物事をわかりにくくして政治家を操り、国民を騙し、欺いているような国家は一回滅びたほうがいいかもしれない。
シンプル・イズ・ベストだ。
頑張れ、ET-KING!