麻生首相が医師について「社会的常識がかなり欠落している人が多い」としゃべった後に、問題発言とする批判が出たため、首相は後に「まともなお医者さんが不快な思いをしたなら、お詫び申し上げる」と謝罪した。


それでも、日本医師会の会長何某が抗議するんだと。


小生は首相の補足謝罪した言葉までセットにしてみれば、首相に問題ないと思っている。首相は現在の医者のことを良く知っておられるなあと思ったものだ。医者との付き合いも多いからよくわかっておられるのでは、と推測したが。


一体、医師会の何某会長は自分たちを何様だと思っているのか。

ただの権益団体ではないのか。自民党に政治献金しているから、黙っておれと言っているかの如し。

過疎地・離島対策、国際貢献など現場で真剣に医療に向き合っている医者たちと、医師会は完全にずれていると思える。


私の先輩や友人も医者がいるが、やはり首相のおっしゃるとおり「一般常識が欠落している」。

しかも、おおむね本人たちもそのことを理解している。

だから、私が知っている医者たちは、首相のこのような苦言を聞いても、苦笑いするのが関の山だ。


私がこれまでに何度も、病院でとんでもない医者の治療に遭って、医者と言うものはとんでもない連中が多いことをよく理解し、現在は病院にかかる側が自己防衛として医療知識を身に付けたり、医者を選ぶ見識を持たないといけないようになってしまっている。


彼らの病院経営のやり方、看護婦の待遇、患者に対する診療のやり方など、問題が多すぎる。


日本医師会がそこまで言うならば、自浄作用を発揮し、医師たる資格も無いような医者を排除したり、看護士たちの適正な待遇を改善したり、会として本来国民に貢献できる医療体制を自ら進めることが先だ。また、儲け主義に徹して副作用を起こすほどに薬を投与することが野放しになっていたり、即時に治療を要する患者に対しても検査漬けにして時間と診療費の搾取に力を入れるような診療能力の劣る医者を適正化するよう徹底指導をするなど、やることは山積している。


唐沢会長さん、もっとやることやってから言ってください。

首相官邸にまで出向くなど、対応する公僕たちに対しても時間の浪費だ。


マスコミの論調も、首相がホテルで飲んでいるとか、カップ麺が400円と言ったとかで、一般庶民感覚とはズレているなどと言うが、そんなことは首相になる前からわかっていることだ。福岡飯塚の麻生財閥の本家に生まれ、吉田茂の孫だ。学習院に行くピカピカのお坊ちゃまだ。一般庶民であるわけ無いじゃないか。だからどうしたと言いたい。


麻生首相の今回の医者に対する発言は、庶民感覚が無いというような話の重箱の隅つつきの延長戦の中で扱うべき題材ではない。失言として、医師会の問題を扱ってはいけない。この発言に限っては、首相に倣って医師会への是正に対する揺さぶりや体質批判こそがマスコミの使命では無いのか。


マスコミもしっかりした慧眼をもって仕事してほしい。