福岡ビルボードライブで、デヴィッド・T・ウォーカーのライブに行った。


R&B,ソウル、ジャズ・フュージョンの世界では言わずと知れた大御所ギタリストだ。

彼の生音を聞くのはこれで3回目。

随分昔は、クルセイダーズの一員として。また、10年前ぐらいにはバーナード・パーディがリーダーでチャック・例にーとかも参加していたジャズ・ファンクバンドの一員として。


ミスター・メロディとも言われるほどの腕前は、ギターが歌う感涙もの。

情感溢れるソウル・フィーリングたっぷりの彼のギターに、凄腕バックバンド陣。

ベースはバイロン・ミラー。(彼とは初めて会った)チョコっと話ができて、ブラザーと呼び合った!

ドラムがレオン・ンドゥグ・チャンクラー。彼の生演奏は数回聞いたことがあるが、会って話すのは二回目。

彼がリーダーだったチョコレート・ジャム・カンパニーのCDを二枚持っていると話したら、今売っているのかと聞かれ、邦盤が再発であると答えたら、どこかというので、タワーレコードにあると教えた。明日行ってみるとのこと。(本人もCDは持ってないそうだ!)今日タワーレコードに行ったら、彼に会えるかも。


演奏後に順番待ちでサインをもらって完全ミーハーだが、何とも心地良い音を堪能しドーパミンがどっと溢れ、体の中の音楽細胞が活性化できたような一夜だった。


但し残念なのは、客の入り。

東京公演ではチケットソールドアウトだそうだが。

多分、6~70人ぐらい。結構若い20~30代の客が7割ぐらいか。小生たちの50代ぐらいは1割いたかな?という程度。

バンド仲間のケンちゃんの説によれば、デヴィッド・T・ウォーカーがドリカムのレコーディングにゲストで参加したから若者に知れ渡ったとのこと。

この手のインストものは、もっと50代ぐらいがどっさり来るかと思っていたが、やはり不況なんだろうか。

それとも、まだまだ福岡の文化度が低いからか。


皆さん、もっと生活に文化を、ソウルを!50代音楽ファンの皆さん、元気にやりましょう!