9月になり、福田首相の辞任により政局も一層ガタガタとなり、昨年からの官製不況をものともせずに政治家、国家上級官僚の皆さんは、国民生活、日本経済、外交など好転の兆しどころか、月日だけが空しく経過して没落する国家のショーでも見せているような印象を持つ。
聖徳太子のような方が出て来られ、「日出国(日いずるくに)」として再興できる方はいらっしゃらないものかと考えてしまう。
本来、戦える世代であるはずの団塊世代(安保闘争などを経験した戦中派も含め)は、その後の昭和30年代生まれは、一億総中流化と同時に一億総評論家化となり、こんなに政治が悪けりゃ外国では暴動もんだと言いつつも誰も行動を起こさない。よく権力に慣らされた国民だとみんなが理解していること自体が空恐ろしい。
あの中国ですら、各地で大規模暴動が頻発している今日、隣国で眺めながらも我が国のほうが良いと信じ込まされてしまっている。今後、中国が見習うのは、日本で浸透しきってしまった日本型社会主義国家の思想教育、政治統制ではないだろうか?
一方、聖徳太子なら良いが、ヒーロー待望論が増長され、ヒットラーのような異常な人間を歓迎するような狂気のに走っていくことも、これまでの歴史の中で何度も繰り返されており、このような空気も広がるかもしれず、怖いことだ。
自民の首相候補の4人の方、いかがなのでしょうか?民主のほうは、いかがでしょうか?
没落する国家なのか、日出国なのか、はたまた外圧だろうか、豊かな国民生活・栄える国家への発展をビジョンとして示してほしい。
・・・今回珍しく政治ネタ。
マーケティングは政治や国際情勢が安定していてこそ進化成長する。
政治の動向も大なり小なり影響がある。
頑張れ日本!と言いたいところだ。