昨日、日曜日は裏千家淡交会福岡支部が担当するお茶会
「利休忌」
先生より、お茶会でのお運びを命ぜられ、福岡市大濠公園の日本庭園でのお茶会の下働きだ。
何とも気恥ずかしいが、緊張感は抜群。
やっとお稽古で、3回ほど習って未だ、身に半分しか付いていない。
再度おさらいをして、「利休忌」お茶会の本番がはじまる。
正客へはベテランの方が。その次の4番目のお客様から。お菓子、次に薄茶。
私は袴姿で、お運びと引くのとで何度も行ったり来たり・・・。
初めてのことなので緊張し、コチコチ。
一回に二十数名のお客様をお迎えし、一日で約300名をお迎えする。
その内、お運びは約10名。
こんなにいれば楽勝かと思いきや、ずーっと立ったり座ったりの働き詰め。冷や汗、かきっぱなし。
9時集合、お茶会は10時に始まり、終わったのが4時。片付けて5時。
一日仕事で、気疲れと肉体疲労。心底クタクタになった。
お茶を振舞うのにこれだけの労力、気遣いが要る事を、初めて体現した。
いやはや、何とも、茶の世界は奥深い。
おもてなしの文化の象徴といわれる所以がやっとわかり始めた。
おかげで今日は、足が筋肉痛。