そう言えば最近、その香港で彼らとの食事は「潮州料理」によく連れて行かれる。
広東料理と言えば、酢豚とかに代表されるような、味が濃い目で脂も多いものが多いが、同じ広東でも、潮州料理は海鮮系が多く、味もさっぱりで、風味も日本人が馴染みやすいものが多い。
今回、私を招いた香港の企業家ファミリーの会長が案内した店は、彼のお気に入りの行きつけの店。俳優のジャッキー・チェンや、香港ナンバーワン財閥である長江グループの李嘉誠会長本人も来るという店だそうだ。
店の外観・内装は、普通の一般大衆の店のようなイメージ。・・・だが。
旨そうなものが、どっさり店頭に並ぶ。会長のお気に入りの店だ。
店頭の水槽の魚を選ぶ時に珍しい魚があったので、リクエストした。
(つい、旨そうなものを目の前にすると、厚かましくなってしまう)
舌平目(シタビラメ)の一種、中国語の名前を聞いたが忘れてしまった。
これがなかなか旨かった。
生きた魚介類がいろいろ。 これがシタビラメ。体長約40センチ。
このシタビラメは絶品!調理の味が抜群! 純、広東料理の味付けで、貝と鳥の足。
蟹やら、広東の揚げ物のデザートなど、色々食べさせてもらって、潮州料理を堪能させてもらった。
4人でのここでの食事の会計は締めて、約5万円也!
後で聞いたら、シタビラメ一匹だけで、約1万4千円
そんなに高級だったと驚きつつ、ご馳走していただいた会長さんに、深く感謝したグルメ男であった。