自治体の役所の方と飲んだ。

4~5年前からのお付き合いのある方だが、アジア関係の仕事を通じてのほとんど友人関係

私が社会人の先輩だから、そういう時は、こちらがおごるのが世の常というもの。


でも、もちろんワリカン。

役所の方と飲む時は、支払いに注意が必要だ。


ある役所では、民間人と飲むな、とお達しのあるところもある。

でも、民間と接触し、良好な関係を築かねば、産業振興地域づくりまちおこしとかできんだろうにね。


しかも民間側は、デイタイムは利益追求でしっかり汗をかいてないといけないから、昼は無理でも夜の食事なら付き合えるっていう事は多いと思う。

おらがまち、おらが住処の自治体だから、多少なりとも手伝いたい気持ちはある。


役所の人間も可哀想なのは、名刺も自前。このように民間外部との接点(喫茶、食事など)の経費も自前。

あるところでは会議に呼ばれた際、出てきたペットボトルのお茶も役人個人負担で買うんだそうな。

仕事の担当上の性質から、外部との異業種交流会とかに積極的に出ている役人もいるが役所の経費として認められず、基本的に全部が個人負担。


上級の役所でいろんな無駄遣いやら、独立行政法人とかでザブザブ無駄遣いして肥え太っている方々のニュースとかで聞き及び、憤慨するが、それと同時に、役人たちがその仕組みを知っているだけに、いつかは自分もそうやって左団扇を目指そうなどと考える輩が出てきてもおかしくないとも思う。

そのような考え方が一部の役人に引き継がれていることは想像に難くない。そういった悪習を断ち切れないのは政府の怠慢だ。


私が知る方の中には、大丈夫といっておごっていただく場合もあり(あちらが先輩格だからいいか。)、こちらが恐縮する場面もあるが、役所はもう少しケースバイケースで、納得行く運用をしてはどうかと思う。


汚職に繋がるから全部ダメと言っては、必ず悪だくみをする奴は後を絶たない。

天下国家、地域のために、公明正大に使って良いと言える状態にすることを検討すべきでは?