昨日はモータウン・サウンドのシュープリームス、テンプテーションズのコンサートに行ってきた。
ソウルミュージックマニアとしては、やっぱ行かなくちゃね!ってことで。
この二つのグループ、もちろん全員がオリジナルメンバーであるわけは無い。
シュープリームスは、ダイアナ・ロスが抜けた後のシュープリームスに一時期いたことのあるメンバー一人(70年代、80年代にいたカレン・ラグランド)がいる。
もう一方のテンプテーションズは、リチャード・ストリートという71年から90年代まで在籍したリードシンガーがいるグループ。
テンプスは70年代の黄金期のメンバー一人がいる。だからこっちはなかなか。
全盛期のスタイルとは若干違って、ややコミカルなショーとして愉しませる。会場に下りてのサービス精神も年季が入って息が切れかかりながらも、モータウンサウンドをしっかり愉しませてくれた。
60歳代のオッサン3人と若手と言っても40代ぐらいの兄ちゃん二人の計三人。コーラスもいいし、何よりもダンスのふりはシャープでビシッと決まる!多少不揃いなのはそもそも、コーラスグループには付き物だから気にならない。
会場がサンパレスだから、アルコールを飲みながらのクラブスタイルでないのが気に入らないが、ショーはなかなか良かった。このパフォーマンスは向こうでも都市のライブショーやラスベガスのショーなどで続けてやってきた年輪が伝わってくる。
会場は満員。ところが不思議なことに客層は、かのJBさんよりも年配の60歳代やら結構いたし、70歳代と見受けられる人もチラチラ。予想したのは、60年代モータウンサウンドは、いわばアメリカンポップスの一端を担っているので、必ずしも黒人音楽やソウルミュージックファンであるということではない。
モータウンサウンドは、日本でいうところのオールディーズというカテゴリーにも包まれるので、今だったらケントスのようなオールディーズパブでツイストとか踊っているオジサマ&オバサマたちも慣れ親しんでおり、そんな方々も結構来るだろうと読んでいたが。
でも、モータウンを支持した中心世代よりも上が多い。
隣に座っている中年女性も乗ってはいるけど、ゆれのリズム感が違う。。。。んんん。。。。????
・・・しかも全体を見回すと、言っちゃあ悪いが全然オシャレでないお客さんたちが多い。(汗)
と言っても自分も、今日の昼前まで今日のコンサートを忘れていたから、ただのサラリーマンスーツ。(爆)
訳知りの友人に聞いてみると、主催者はある団体がバックとのことで、な~んだ、それでね。と理解が及ぶ。
ま、それはそれとして、福岡でブルーノートがクローズしたから、最近心地いいライブが少なくなり、久々に音楽を楽しめた。
3月のナニワ・エキスプレス以来かな。
その後はJB'Sの二階じぇいびいずで仲間たちと飲み、その流れでグッディーズへ。
ああ、たっぷり飲んで、ああ楽しかった。でも後半の記憶は忘却の彼方へ・・・・・・
いい音楽と愛すべき仲間たち・・・・・飲む、語る・・・当然今日は・・・アルコールがたっぷり体に残っている。
残留アルコール体。
福岡では、阪神ビルボードが9月オープンするから、いいタレントを呼んでくれることを期待したい。