3つのペルソナについては、以前にも記事に取り上げましたが、昨日のセミナーでは、受講者の方々から、
「自分自身の3つのペルソナについて、どう読み解いたら良いでしょうか?」
という質問が殺到しました。
セミナー前に、参加者の皆さんはウエストミンスター大学と連携した「性格・行動特性診断」を事前受診されていたため、一般論としての3つのペルソナではなく、ご自身の問題として真剣に捉えていらっしゃいました。
その内容をお伝えする前に、初めてこの記事を読まれる方もいらっしゃると思いますので、「3つのペルソナ」について改めて簡単に説明しておきますね。
以下の3つの状況における自分を想像してみてください。
・南の島のホワイトサンドのビーチでのんびりと寝そべっている自分
・お客様と仕事上の打合せをしている自分
・電車に乗り遅れ、大事なアポイントの時間に間に合わなくなってしまった時の自分
いかがでしょうか?
・伸び伸びとリラックスした自分
・お客様に相槌を打ちながらはきはきとしゃべる自分
・追い込まれながらも必死で打開策を探る自分
などを思い浮かべたことでしょう。
このように、私たちは日常生活の中で、置かれた局面に応じて異なった行動特性を示します。
それらを以下のようにまとめ直してみたものが、「3つのペルソナ」です。
①内在する自分(Underlying Persona)
ありのままの自分です。
周りを意識せず、最も自然な状態の自分です。
②日常の自分(Everyday Persona)
意識して過ごす日常生活の自分
仕事をしている時や、他人と交流する時の自分
③行き過ぎた時の自分(Overextended Persona)
仕事、私生活を問わず、強いプレッシャーがかかった時の自分
さて、本題に戻り、実際にセミナーにおいて、
「私の3つのペルソナはどう解釈したら良いでしょうか?」
という質問が頻出したことにつき、いくつかの具体例を示しつつ、ご説明します。
【例①】
「日常の自分では、ビジョン重視となっていますが、内在する自分と行き過ぎた時の自分が規律重視となっているのはなぜでしょうか?」
というものでした。
この方は、目的意識を持って、しっかりと成果を出すべく、計画的に仕事を進められる方です。
そのため、本来的な性格である「内在する自分」では「規律重視」と診断されています。
一方、日常生活では、数々の経営者の方々とファイナンシングや経営戦略を練るコンサルティング業務に従事されていますので、「ビジョン重視」の視点で語ることが多いため、「日常の自分」では「ビジョン重視」と診断されています。
ビジョンを重視するものの、大変な問題に直面している時は、ビジョンばかりを追い求めることは現実解として正しくないため、「行き過ぎた時」においては、本来的なご自分の性格である「規律重視」のポジションに戻っている、という解釈ができます。
こちらの方から寄せられた質問は、
「行き過ぎた時の自分において、人間重視の側面が強く出ているのはなぜですか?」
というものでした。
顧客から丸投げされた税務データをきっちりと整理し、確実な税務申告を行うことで有名な若手税理士です。
ご本人はあまり自覚されていないようでしたが、追い込まれて大変な状況に置かれた時、自分のことは差し置いて、周囲の大変な人たちのことを慮る、利他的行動を示す人っていますよね。
なかなか真似しようとしてもできない行為ですが、過去の大変な時の思い出をお聞きしてみると、この方も正にこのタイプ。
ご自身も自分の良さを再発見できたようでした。
こちらの方からは、質問というよりも、
「私の場合は、一貫して結果重視ですね。」
という感想が寄せられました。
いかなる局面においても、同じ姿勢を貫くことは容易ではありません。
ITのプロとして、何百人ものメンバーが動く巨大プロジェクトを統率されてきたプロフェッショナルとしての生き様が、そのまま表れた診断結果ですね。
以上のように、ブログ読者の方々向け初セミナーと言いつつも、参加者の方々に個別にお話しできる有意義な機会でした。
※1月23日(土)に、2回目セミナーを開催します。残席2となりました。
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リピート顧客創出コンサルタント
中小企業診断士
尾崎 博昭





