ライブドアに関しては、とりあえずほかの人よりも、思い入れは深い。

一度、堀江もんともあっているし、ライブドアマーケティングの社長だったO氏ともあっている。

しかも、いい形の出会いじゃなくて、ちょっと喧嘩ぎみでの出会い。

まだ有名じゃなかったときでした。(近鉄買収などの前にあったから)

その後、知り合いの会社が次々と、ライブドアの子会社になったことを覚えている。

結局、いろいろな事があり、ほりえもんは逮捕。収監、保釈、実刑、保釈。になりました。

だけどまだ、LドアMって子会社の件など、ほかにもあまり週刊誌でも叩かれていない件とかもあるから、

正直、今回のが仮に無罪になったとしても、そっちの方が罪も重いと思うし、いろいろとあるから、

結局は駄目なんじゃないかな。控訴しても。


というか、ライブドアの場合は、社内が全員スパイみたいな環境だったことが、一番悲しいことだと思う。
ほりえもんの味方がいない。

全然愛社精神もなく、検察がきたときもリアルタイムで実況している社員がいたり、

自ら、会社の恥部を週刊誌へ売る社員ばかりだったり。

正直、経営理念というものは会社にとって、本当に大事なのだとライブドアの内部を見ていて心から思った。


堀江は確かに、時代の流れをつかむのは本当に上手だったと思う。

会社を大きくするすべも心得ていたと思う。

だけど、失敗した。。。。

なぜなんだろう。と思うとき。自分はこう考える。

会社は大きくなる方法として二つの方法がある。

「成長」と「膨張」だ。

成長はあくまでも、会社の生え抜きの人間が成長し、その下に部下をつけていって、大きくなっていく。
いわいるピラミッド構造になるが安定した形になる。

それに対して、膨張は、とにかく人をいれるので、風船のような形で膨らみ続け、結局破裂する。

自分も9年前に、起業した当初、どんどんどんどん会社が大きくなった。

初年度から売上もすぐに億単位で増えた。

そして、天狗になって、どんどん人をいれた。

結局その後、そのときの取締役に不正をされて、5000万円以上の負債を負った。

その時の状態とライブドアの状態がとても似ていた。

結局、成長じゃなく、膨張しただけだったのだ。

会社っていうのは、本当に理念をもってそのために進んでいかなければ、いけないと思った瞬間でもあった。

今は、ウェブサイトの制作を柱として、がんばっている。

昔のようにお金を中心として、儲かればいいというのはもう辞めた。

ライブドアを見て反面教師にして、また新しく進んでいかなきゃ。

ライブドアは、昔の反省がなければ規模は違えど、わが身だったと思う。