part 2より

自宅にいって、とりあえずおそるおそる、ドアを開けた。

そうすると、奥さんが立ち尽くしていた。

かなり動揺した様子だった、

そして、すぐの娘さんが彼氏と一緒に帰ってきた。

そのとき、すごくタイミング悪く電話がかかってきた。

本当にネタのような話なのだが、ある広告代理店の担当者の方からの電話だった。

「I社長、実は新聞みましたか?申し訳ないんだけど、うち倒産したんです。手形不渡りになってしまいました」

という電話が。

「申し訳ありません。いまそれどころじゃないので。。。。」

7桁超えてる手形の不渡りだったんだけど、正直人の生き死になので、どうしようもないので、そういって電話をきった。

そして、とりあえず奥さんや娘さんと話をし、千歳警察署へ向かった。

息子さんもいたのだが、まだ学校の帰りで連絡がとれないらしく、とりあえず、うちの専務を中央区で待機させて、

連絡とれるのを待った。

そして、千歳警察署へ向かいながら、息子さんと連絡をとって、専務を迎えにいかせて、

そして、時間差で千歳警察署へ。

到着してから、簡単な事情聴取をうける。

遺書なども見せていただき、自殺と確認。

そして、親族による身元確認。

かなり辛そうだった。ただ、遺体自体はは損傷はないので、きれいな状態だった。

自分も正直ショックでかなり辛かったんだが、誰かがしっかりしていなければいけないので、

とりあえず、家族と話すと、あまり札幌には親戚も知り合いもいないので、どうしていいかわからないとのこと。

とりあえず、保険代理店をやっているOさんを通じて、葬儀会社を手配した。

また、Kさんの車などもあったので引き上げるため、社員を二人呼ぶ。

病院の検死書類の手続きやなどをしながら、搬送の車を待つ。

札幌からだったので、2時間くらいかかったとおもう。

そして、しばらくして、車到着。

一人しかきていないので、多少不安は感じたのだが、不安的中。

死体安置所で、手伝わされる。

もちろん、知ってる人間だし、嫌なわけではないのだが、やはり、ちょっと、抵抗がある。

でも、一人で乗せれるわけもないので、手伝う。

とりあえず、車で家族をのせて、誘導。

自分に家族をのせ、更に搬送車、Kさんの車を社員に運転させ、自宅へ向かう。

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