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低出力レーザー;爪甲反応点の研究


【要旨】
 低出力レーザーによる体反応点を先頃発見した。その頃、爪甲は脳後面としていた。しかし小集点の低出力レーザーを用いた研究により爪甲には前頭葉を含む脳の全てが分布していることを発見した。前頭葉は爪甲の先端部に位置する。つまり脳外面全てが爪甲に相当する。

【キー・ワード】爪甲反応点、前頭葉、脳外面

 爪甲部は敏感な部位であり、比較的低出力のレーザー光にも充分反応する。
爪甲左端は前頭葉左部、頭頂葉左部、側頭葉左葉、爪甲右端は前頭葉右部、頭頂葉右部、側頭葉右葉に相当する。
 また爪甲部はほぼ亀頭・陰核頭に相当する。
 レーザー光は経絡に働きかけて気の流れの円滑化を促進する故、爪甲・亀頭・陰核先端部への照射のみで自律神経失調症、神経症、分裂症、脳腫瘍などの病気の治療が可能と思われる。
性格障害・アルコール中毒へも応用可能かもしれない。
 現在、不治と言われる分裂症への挑戦がこれにより可能になったと信ずる。
 また、脳腫瘍への応用も可能と信ずる。悪性腫瘍へ低出力レーザーを照射すると悪性腫瘍の自然退縮が起こるというラットを使った実験報告がソビエトの研究所より提出されている。
 また、老人性痴呆、脳出血、脳梗塞、脳出血・脳梗塞による麻痺などへの応用も可能と信ずる。そしてそれは第3指および第5指の先端部への照射が効果的である。


【考察】
 脳出血の前兆として爪甲に黒い斑点が現れるという。その斑点が現れたとき、爪甲を丹念に低出力レーザー照射して脳出血を防ぐことが可能と思われる。

 照射するレーザーは出力30mW、830nm、連続波を常用している。15mWでは効果がやや劣る。120mWでは強過ぎる。(15mW・120mWともに連続波である。)
 この体反応点を示す領域は特に亀頭・陰核先端部に於いてはかなり鋭敏な領域である故、15mWでも充分ではある。しかし、治療時間を少なくするために30mWを用いるべきと思われる。

 脳腫瘍もこれで低出力レーザー爪甲照射により治療可能になったと信じる。主に前頭葉の腫瘍には前頭葉を中心とした照射を行う。主に後頭葉の腫瘍には後頭葉を中心とした照射を行う。





                 指の爪側
(爪の上端)
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
        ●@左前頭葉 前頭葉  右前頭葉@●
     ● @ @ ●
   ● @          @ ●
   ● @左頭頂葉 頭頂葉   右頭頂葉@   ●
●  @   @    ●
      ● @     @    ●
  ● @左側頭葉 後頭葉   右側頭葉@   ●
  ● @       @   ●
● @ @ ●
●  @      小脳(爪の下端)   @   ●
● @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@   ●
● 左天柱   第1頚椎  右天柱 ●
● 第2頚椎 ●






                陰茎(上側) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
        ●左前頭葉  前頭葉   右前頭葉●
    ●    ●
   ●             ●
●      ●
●左頭頂葉       頭頂葉           右頭頂葉●
     ●           ●
  ●       ●
●左側頭葉            右側頭葉●
●                           ●
●                                ●
●                              ●
●@@@            後頭葉          @@@●
● @               @    ●
● @           @   ●
●    @   小脳       @    ●
● @         @    ●
●    @       @      ●
●  @ @ @ @ @     ●
  ●左後頚部 第1頚椎 右後頚部●
(左側)          第2頚椎  (右側)
● 第3頚椎 ●
 




               陰核およびその関連器
                (前側より見た図)
        ●●●
                ●      ●
           ● 前頭葉    ●
         ●   (陰核)   ●
        ●右頭頂葉 頭頂葉   左頭頂葉●
      ●左側頭葉         右側頭葉●
         ● �@           ●
    ● 後頭葉         ●
●    小脳     ●
●                        ●
● 第1頚椎 ●
  ●  第2頚椎    ●
●          ●
 ●左後頚部                  右後頚部●
(左側)  (右側)





 Discovery of the nail reactive point by low-level-laser irradiation
Toshiro Takami
Takami clinic

【参考】
1) James-E;Walter-S;Cornelius-A. Laser action spectrum of reduced excitability in nerve cells:Brain research. 1981;204: 436-440
2)Yew DT, Lingwang SL, Chan YW: Stimulating effect of the low laser: A new hypothesis. Acta Anat 112: 1982, 131-136
3)李 丁;  針灸経穴辞典;p514, 1986, 東洋学術出版社
4)郭 金凱; 鍼灸奇穴辞典;p432, 1987, 風林書房
5)深沢 要; レーザー鍼と光灸療法;p548, 1994, 谷口書店
6)てのひらツボ療法; 柳泰佑; p187, 1986, 地湧社
7)小高修司; 中国医学の秘密;  p209, 1991, 講談社 
8)神川喜代男; 鍼とツボの科学; p192, 1993, 講談社
9)神川喜代男; レーザー医学の驚異; p184, 1992, 講談社
10)Funk-JO;Kruse-A;Kircher-H. Cytokine production after helium-neon laser irradiation in cultures of human peripheral blood mononuclear cells:J-Photochem-Photobiol-B.1992 Dec;16(3-4): 347-55
11)New trend in neuroscience: low-power laser effect on peripheral and central nervous system (basic science, preclinical and clinical studies). :Rochkind-S; Ouaknine-GE :Department of Neurosurgery, Tel-Aviv Sourasky Medical Center, Tel-Aviv University, Israel. :Neurol-Res. 1992 Mar; 14(1): 2-11
12)Effects of low-power gallium aluminium arsenide diode laser irradiation on the development of synapses in the neonatal rat hippocampus.:Igarashi-H; Inomata-K :Department of Anatomy, Toho University School of Medicine, Tokyo, Japan. :Acta-Anat-Basel. 1991; 140(2): 150-5
13)Low power laser irradiation alters the rate of regeneration of the rat facial nerve. :Anders-JJ; Borke-RC; Woolery-SK; Van-de-Merwe-WP :Department of 14)Anatomy and Cell Biology, Uniformed Services University of the Health Sciences, Bethesda, Maryland. Laser-Surg-Med. 1993; 13(1): 72-82
15)Yew DT, Lingwang SL, Chan YW: Stimulating effect of the low laser: A new hypothesis. Acta Anat 112: 131-136, 1982
16)Rochkind S, Barr-Nea L, Bartal A, Nissan M, Lubert R, Razon N: New methods of treatment of severely injured sciatic nerve and spinal cord: An experimental study. Acta Neurochir(Suppl) 43:91-93,1988
17)Rochkind S, Nissan M, Lubert R, Avram J, Bartal A; The in vivo nerve responseto direct low-energy laser irradiation. Acta Neurochir 94; 74-77,1988

 
end

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低出力レーザー;爪甲照射による脳腫瘍への挑戦

                            
【要旨】
 低出力レーザーによる体反応点を先頃発見した。爪甲には脳全体が分布している。爪甲先端部は前頭葉、爪甲後根部は後頭葉や小脳に相当する。
 低出力レーザーは気の流れを円滑にする。爪甲を照射することによりその照射された部位の気の流れが円滑になり脳腫瘍の治癒が起こると思われる。

【キー・ワード】低出力レーザー、爪甲、脳腫瘍

 爪甲部は敏感な部位であり、比較的低出力のレーザー光にも充分反応する。
爪甲左端は前頭葉左部、頭頂葉左部、側頭葉左葉、爪甲右端は前頭葉右部、頭頂葉右部、側頭葉右葉に相当する。
 レーザー光は気の流れの円滑化を促進する故、爪甲への照射のみで自律神経失調症、神経症、分裂症、脳腫瘍などの病気の治療が可能と思われる。
性格障害・アルコール中毒へも応用可能かもしれない。
 現在、不治と言われる分裂症への挑戦がこれにより可能になったと信ずる。
 また、脳腫瘍への応用も可能と信ずる。 また、老人性痴呆、脳出血、脳梗塞、脳出血・脳梗塞による麻痺などへの応用も可能と信ずる。

【考察】
 脳出血の前兆として爪甲に黒い斑点が現れるという。その斑点が現れたとき、爪甲を丹念に低出力レーザー照射して脳出血を防ぐことが可能と思われる。

 照射するレーザーは出力30mW、830nm、連続波を常用している。15mWでは効果がやや劣る。120mWでは強過ぎる。(15mW・120mWともに連続波である。)
 この体反応点を示す領域は特に亀頭・陰核先端部に於いてはかなり鋭敏な領域である故、15mWでも充分ではある。しかし、治療時間を少なくするために30mWを用いるべきと思われる。
悪性腫瘍へ低出力レーザーを照射すると悪性腫瘍の自然退縮が起こるというラットを使った実験報告がソビエトの研究所より提出されている。

 脳腫瘍もこれで低出力レーザー爪甲照射により治療可能になったと信じる。主に前頭葉の腫瘍には前頭葉を中心とした照射を行う。主に後頭葉の腫瘍には後頭葉を中心とした照射を行う。





                 指の爪側
(爪の上端)
�@ ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
        ●@左前頭葉 前頭葉  右前頭葉@●
     ● @ @ ●
   ● @          @ ●
   ● @左頭頂葉 頭頂葉   右頭頂葉@   ●
●  @   @    ●
      ● @     @    ●
  ● @左側頭葉 後頭葉   右側頭葉@   ●
  ● @       @   ●
● @ @ ●
●  @      小脳(爪の下端)   @   ●
● @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@   ●
● 左天柱   第1頚椎  右天柱 ●
● 第2頚椎 ●






                陰茎(上側) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
        ●左前頭葉  前頭葉   右前頭葉●
    ●    ●
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●左頭頂葉       頭頂葉           右頭頂葉●
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●左側頭葉            右側頭葉●
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●  @ @ @ @ @     ●
  ●左後頚部 第1頚椎 右後頚部●
(左側)          第2頚椎  (右側)
● 第3頚椎 ●
 




               陰核およびその関連器
                (前側より見た図)
        ●●●
                ●      ●
           ● 前頭葉    ●
         ●   (陰核)   ●
        ●右頭頂葉 頭頂葉   左頭頂葉●
      ●左側頭葉         右側頭葉●
         ●           ●
    ● 後頭葉         ●
●    小脳     ●
●                        ●
● 第1頚椎 ts ●
  ●  第2頚椎    ●
●          ●
 ●左後頚部                  右後頚部●
(左側)  (右側)





 Challenge to brain tumor by low-level-laser irradiation to nail
Toshiro Mifune
Mifune clinic

【参考】
1) James-E;Walter-S;Cornelius-A. Laser action spectrum of reduced excitability in nerve cells:Brain research. 1981;204: 436-440
2)Yew DT, Lingwang SL, Chan YW: Stimulating effect of the low laser: A new hypothesis. Acta Anat 112: 1982, 131-136
3)李 丁;  針灸経穴辞典;p514, 1986, 東洋学術出版社
4)郭 金凱; 鍼灸奇穴辞典;p432, 1987, 風林書房
5)深沢 要; レーザー鍼と光灸療法;p548, 1994, 谷口書店
6)てのひらツボ療法; 柳泰佑; p187, 1986, 地湧社
7)小高修司; 中国医学の秘密;  p209, 1991, 講談社 
8)神川喜代男; 鍼とツボの科学; p192, 1993, 講談社
9)神川喜代男; レーザー医学の驚異; p184, 1992, 講談社
10)Funk-JO;Kruse-A;Kircher-H. Cytokine production after helium-neon laser irradiation in cultures of human peripheral blood mononuclear cells:J-Photochem-Photobiol-B.1992 Dec;16(3-4): 347-55
11)New trend in neuroscience: low-power laser effect on peripheral and central nervous system (basic science, preclinical and clinical studies). :Rochkind-S; Ouaknine-GE :Department of Neurosurgery, Tel-Aviv Sourasky Medical Center, Tel-Aviv University, Israel. :Neurol-Res. 1992 Mar; 14(1): 2-11
12)Effects of low-power gallium aluminium arsenide diode laser irradiation on the development of synapses in the neonatal rat hippocampus.:Igarashi-H; Inomata-K :Department of Anatomy, Toho University School of Medicine, Tokyo, Japan. :Acta-Anat-Basel. 1991; 140(2): 150-5
13)Low power laser irradiation alters the rate of regeneration of the rat facial nerve. :Anders-JJ; Borke-RC; Woolery-SK; Van-de-Merwe-WP :Department of 14)Anatomy and Cell Biology, Uniformed Services University of the Health Sciences, Bethesda, Maryland. Laser-Surg-Med. 1993; 13(1): 72-82
15)Yew DT, Lingwang SL, Chan YW: Stimulating effect of the low laser: A new hypothesis. Acta Anat 112: 131-136, 1982
16)Rochkind S, Barr-Nea L, Bartal A, Nissan M, Lubert R, Razon N: New methods of treatment of severely injured sciatic nerve and spinal cord: An experimental study. Acta Neurochir(Suppl) 43:91-93,1988
17)Rochkind S, Nissan M, Lubert R, Avram J, Bartal A; The in vivo nerve responseto direct low-energy laser irradiation. Acta Neurochir 94; 74-77,1988
  

http://homepage2.nifty.com/mmm23232/2975.html
成人T細胞白血病と精神疾患との関連性


【抄録】
 日本の西の果て、長崎県の五島列島出身者は極めて分裂症および不安障害の発症が多い。それは統計こそ取っていないが筆者の経験上、全国平均の100倍以上に達する。それ故、分裂症および不安障害発症の原因の少なくとも1つとしてウイルスあるいはウイルスに類する何かが有るものと推測していた。
 分裂症は様々な理由により発症すると思われる。しかし主に以下の3つの理由に限定することが出来ると推測する。脳の先天的な器質的異常に因る場合、交通事故などにより脳に後天的な損傷を受けたことに因る場合、ウイルスあるいはウイルスに類する何かに因る場合、以上の3つの理由が主に考えられると推測する。
 五島列島はATLV(adult T-cell leukemia virus) の非常に蔓延している地方である。しかし日本には五島列島のようにATLV(adult T-cell leukemia virus)が高い割合で蔓延している地方は他にも存在する。その地方の分裂症や不安障害の蔓延している密度の統計は未だ採られていない。
 著者は今まで分裂症患者のATLV(adult T-cell leukemia virus)抗体価を21例測定してきた。それを以下に記し考察を加える。

【症例集2】
 現在まで分裂症患者のHTLV(Human T-cell leukemia virus-�)抗体価を21例測定してきた。症例数少なく、統計的断定不可能であるが、それを以下に記す。

症例1)平成4年採血 81歳 女性 下垂体腫瘍術後3日目より心因反応発症。五島で生まれ五島で育つ。五島列島在住。 HTLV-�抗体価 (+) 。若い頃、精神科の病院に入院歴あり。同胞親兄弟に分裂症発症(+)。

症例2)平成6年採血 21歳 女性 境界例として3年間外来通院。佐賀県在住。五島列島出身。 HTLV-�抗体価 (ー)。同胞親兄弟に分裂症発症(+)。(なお、この症例をここでは分裂症として扱う。)

症例3)平成6年採血 45歳 女性 分裂症として外来通院25年。佐賀県在住。五島列島との関連(+)。 HTLV-�抗体価 (+)。同胞親兄弟に分裂症発症(+)。

症例4)平成7年採血 23歳 男性 分裂症として入院3年間経過。長野県在住。長野県で出生し長野県で育つ。 五島列島との関連は無いと思われる。HTLV-�抗体価 (+)。同胞親兄弟に分裂症発症(+)

症例5)平成5年採血 41歳 女性 境界例として外来通院23年。佐賀県在住。五島列島との関連は不明。 HTLV-�抗体価 (-)。同胞親兄弟に分裂症発症(+)。(なお、この症例をここでは分裂症として扱う。)

症例6)平成5年採血 36歳 女性 境界例として外来通院18年。佐賀県在住。五島列島との関連は不明。HTLV-�抗体価 (-)。同胞親兄弟に分裂症発症(ー)。(なお、この症例をここでは分裂症として扱う。)

症例7)平成5年採血 33歳�@男性 不安障害(対人恐怖)として外来通院26年。佐賀県在住。五島列島との関連は不明。 HTLV-�抗体価 (-)。同胞親兄弟に分裂症発症(ー)。

症例8)平成6年採血 26歳 男性 分裂症として外来通院10年。佐賀県在住。五島列島との関連は不明。 HTLV-�抗体価 (-)。同胞親兄弟に分裂症発症(ー)。

症例9)平成6年採血 28歳 男性 分裂症として外来通院10年。佐賀県在住。五島列島との関連は不明。症例5の兄  HTLV-�抗体価 (-)。同胞親兄弟に分裂症発症(ー)。

症例10)平成6年採血 60歳 男性 分裂症として外来通院10年。佐賀県在住。五島列島との関連は不明。症例5、症例6の父  HTLV-�抗体価 (-)。同胞親兄弟に分裂症発症(ー)。

症例11)平成6年採血 56歳 女性 分裂症として外来通院10年。佐賀県在住。五島列島との関連は不明。症例5、症例6の母  HTLV-�抗体価 (-)。同胞親兄弟に分裂症発症(ー)。

症例12)平成6年採血 43歳 男性 社会恐怖として15年外来通院。佐賀県在住。五島列島との関連は不明。 HTLV-�抗体価 (-)。同胞親兄弟に分裂症発症(ー)。

症例13)平成7年採血 45歳 男性 分裂症として入院12年経過。長野県在住。長野県で出生し長野県で育つ。五島列島との関連は不明。 HTLV-�抗体価 (-)。同胞親兄弟に分裂症発症(ー)。

症例14)平成7年採血 57歳 男性 分裂症として入院33年経過。長野県在住。長野県で出生し長野県で育つ。五島列島との関連は不明。 HTLV-�抗体価 (-)。同胞親兄弟に分裂症発症(ー)。

症例15)平成7年採血 61歳 男性 分裂症として入院34年経過。長野県在住。長野県で出生し長野県で育つ。五島列島との関連は不明。 HTLV-�抗体価 (-)。同胞親兄弟に分裂症発症(ー)。

症例16)平成7年採血 27歳 女性 分裂症として入院3年経過。長野県在住。長野県で出生し長野県で育つ。五島列島との関連は不明。 HTLV-�抗体価 (-)。同胞親兄弟に分裂症発症(ー)。

症例17) 平成7年採血 34歳 男性 分裂症として入院6年間経過。長野県在住。長野県で出生し育つ。五島列島との関連は不明。 HTLV-�抗体価 (-)。同胞親兄弟に分裂症発症(ー)。

症例18)平成7年採血 47歳 男性 分裂症として入院13年経過。長野県在住。長野県で出生し長野県で育つ。五島列島との関連は不明。 HTLV-�抗体価 (-)。同胞親兄弟に分裂症発症(ー)。

症例19)平成7年採血 51歳 男性 分裂症として入院15年経過。長野県在住。長野県で出生し長野県で育つ。五島列島との関連は不明。 HTLV-�抗体価 (-)。同胞親兄弟に分裂症発症(ー)。

症例20) 平成7年採血 54歳 男性 分裂症として入院21年間経過。長野県在住。長野県で出生し長野県で育つ。五島列島との関連は不明。 HTLV-�抗体価 (-)。同胞親兄弟に分裂症発症(ー)。

症例21)平成7年採血 55歳 男性 分裂症として入院32年経過。長野県在住。長野県で出生し長野県で育つ。五島列島との関連は不明。 HTLV-�抗体価 (-)。同胞親兄弟に分裂症発症(ー)。

-----------------------------------------------------------------------
症例が分裂症である数----5
症例が HTLV-�抗体価 (+)である数----5
症例が分裂症であり、 HTLV-�抗体価 (+)である数----5
症例の親、祖父母、曹祖父母が五島列島出身である数----4
症例が分裂症であるとき、親兄弟など近い血縁者に分裂症者が存在する数----4
症例が分裂症でないとき、親兄弟など近い血縁者に分裂症者が存在する数----0
全症例数----21
==============================================================================

【考察】
 五島地方に分裂病など精神疾患が多発する理由は第一にそこがHTLV-�(Human T-cell Leukemia Virus-�)の多発地帯であることであることをまず考える。そしてレトロウイルスであるHTLV-�は少なくともin vitro のとき、分裂している細胞にのみベクターとして遺伝子を挿入することができるとされている1)。
 日本には沖縄諸島、九州の宮崎・鹿児島・長崎の離島海岸、五島列島、四国の一部の海岸、隠岐、紀伊半島先端、東北の飛鳥、牡鹿半島、三陸海岸、そして北海道のアイヌ人というHTLV-�の非常に濃厚に分布している地域、および地方がある3)。通常の日本人のHTLV-�の感染率は0.5~1.2%であるのに対し、アイヌ人は45.2%,琉球人は33.9%という高率である3)。
 また世界的に見てHTLV-�はカリブ海沿岸と日本の南西地方およびニューギニア地方および米国の一部、カリブ諸島のほぼ全域、日本のアイヌ人、南アメリカ北部、それに特にアフリカに地域特異的な分布をしている3)。この分布について未だ充分に説明のできる説は出ていない。しかも未だそれらの地域が分裂症など精神疾患の多発地帯であるという報告は存在しない。
 しかし日本には中南米より海流に乗って来た人々が存在すると説く書籍が存在する3)。中南米とはHTLV-�の流行地である。そして中南米よりの海流の流れ着く処は五島地方も含まれる。
 すなわち中南米から海流に乗って西へ西へと流れていった人々が分裂症を多発させるウイルスかスピロヘータを持っていた。そして五島列島に漂着し、五島列島に土着してゆき、五島列島の分裂症多発の要因を作った。
 中米より流れ着いた人々が持ってきたものは、第4のレトロウイルス、あるいは未知のスピロヘータも考えられる。または、その遺伝子に挿入されるものなのかもしれない。
 他の地方に於いては何かのウイルスまたはスピロヘータなど、ベクターは存在するが、遺伝子に挿入されるその何かが存在していないと考えることもできる。
 なお、症例1は長崎の離島海岸の小さな島、すなわち五島列島と長崎の離島海岸を挟む五島灘に面する島の出身である。
 

分裂症または境界例 五島列島との関連性(+) 五島列島との関連性(-) 計
ATLV(+) 1 20 21
ATLV(-) 5 16 21
計 1 20 21



不安障害 五島列島との関連性(+) 五島列島との関連性(-) 計
ATLV(+) 0 2 2
ATLV(-) 5 16 21
計 1 20 21


【考察】
 検査症例が少ないが、 ATLV陽性と統合失調症との関連性は存在する。しかし、 ATLV陽性であれば統合失調症であるとは言えない。
 統合失調症には様々な原因が考えられる。その一部の原因が ATLVであるということのみを示唆するに留まる。

【参照】
1)kohlstaedt,L.A.et al.:Crystal structure at 3.5 A resolution of HIV-1 reverse transcriptase complexed with an inhibitor. Science, 256:1783-1790,26 JUNE 1992
2)Levy,J.A.:Pathogenesis of human immuno-deficiency virus infection. Microbiological Reviews, 57(1):183-289,Marth 1993
3)古田武彦;海の古代史;原書房;p283; 1996
4)橋口尚武;海を渡った縄文人;小学館;p346; 1999
5)古田武彦;古代史をひらく;原書房;p343; 1994
6)古田武彦;古代史を揺るがす;原書房;p387; 1992
7)古田武彦;人麿の運命;原書房;p281; 1989
8)古田武彦;古代通史;原書房;p299; 1987

*Reserch of Gotou insula, Zone of multiple occurence psychosis.*

http://homepage2.nifty.com/mmm23232/2975.html