【症例報告】
ある慢性疲労症候群の1例
(SSRIの長期大量服薬により発症したと推定され、キノコ類の大量摂取により寛解傾向にある1例)
慢性疲労症候群は現在蔓延してきた難治の疾患とされており未だその原因も確定されていない。しかし『ウイルスに因る』と一般に信じられている。しかし未だ何のウイルスによるものか確定されていない。
ここに時間をかけ、詳細にウイルス抗体価などを調べた慢性疲労症候群の症例が1例存在する。(ここでは慢性疲労症候群に類似した症状を呈するならば慢性疲労症候群と呼ぶことにする)この症例は長期に渡りSSRIを大量に服薬してきた。その経過を詳細に記し、考察を加える。また新しい慢性疲労症候群の診断基準を提示する。
【key words】chronic fatigue syndrome, serotonine selective reuptake inhibitor, social phobia
【症例】
症例は29歳、男性。平成11年5月終旬よりfluvoxamine maleate(以下、 fluvoxamine と略す。)150mg/day の服薬(すべて夕食後)を開始。その頃より激しい全身倦怠感を自覚し始める。fluvoxamine による副作用に間違いないと思われた(fluvoxamine 150mg/day の服薬(すべて夕食後)を75mg/day や50mg/day に減らした翌日は僅かながら全身倦怠感は軽かった。症例は18歳の時より、社会恐怖(対人緊張)で非常に悩み苦しんできた故、激しい全身倦怠感にも拘わず病気を治したい一心で服薬を続ける。主治医にはその激しい倦怠感を隠し続け、激しい全身倦怠感に耐えるため、毎晩ステーキを大量に食するなどにより、体重が65kgから86kgにまで2カ月ほどで増加した。
fluvoxamine の服薬量は最初こそ150mg/day であったが、効かないということで1カ月後には300mg/day (朝、昼間に服薬すると仕事中眠くなるということで夕食後のみ服薬。主治医には朝、昼間に服薬すると仕事中眠くなるということを隠していた。)に増量。この極量摂取を5カ月間続ける。しかし本症例はすでに平成12年6月よりインターネットより fluoxetine を購入し、それも同時に服薬していた。 しかしこれにても対人緊張は少しも軽くならず、 さらにsertraline をインターネットより購入し、その服薬をも開始する( fluvoxamine 、 fluoxetine、sertraline の3種のSSRIを同時服薬していたことになる)。
症例は学歴が極めて良く、英語が極めて堪能であり、社長も症例には特別扱い状態であり、症例は会社に出てくると会社の保健室のベットにて臥床するという毎日を繰り返していた。外国からの客の来たときのみベットより起き出しネクタイを締め、その外国人客の応対をするという毎日を行っていた。他の部署に症例が顔を出すと厄介者扱いされるというような状態であった。外部からの外国人客が来たときのみ応対をしてくれれば良いという社長の方針のため会社を休むことを社長は許さなかったが、そのように仕事は非常に楽であった。
そしてまたその疲労のため、通訳の仕事に於いて、および主に英文の書類作成に於いて、ミスが重なった。
休日はほとんど臥床状態で(週休2日あるいは週休1日が交互という状態であった)あった。症例はまた独身であった。
症例の肝機能は fluvoxamine を服薬していた最初の2カ月半、GOT,GPT などが僅かに正常値を超えていたのみで、その後は肝機能値も正常値内であり、肝臓から来る全身倦怠感は考えられなかった。またうつ病、うつ状態ではなかった。
マイコプラズマニューモニエ抗体価は平成12年2月5日採血では(4未満)(基準値;4未満)であったが平成12年5月22日および5月31日採血では(4以上)に変化していた。
サイトメガロウイルス抗体価は平成12年2月5日採血では(4未満)(基準値;4未満)であったが平成12年5月31日採血では(4以上)に変化していた。また平成12年9月29日採血では(8以上)に変化していた。
アデノウイルス抗体価は平成12年2月5日および5月31日、オーム病クラミジア抗体価は平成12年2月5日および平成12年9月29日、RSV抗体価は平成12年5月31日、HTLV-1は平成12年2月5日, HIV1-2 抗体価は平成12年2月5日に各々採血したが全て基準値以下であった。
また全身倦怠感が激しくなった平成11年5月頃より、それまで吃音が強く、その吃音を押さえるため比較的多量のbenzodiazepine系のクスリの服薬を必要としていたが、その必要性が無くなる。
平成12年8月より軽い抑鬱状態にあることを自覚する。
平成13年1月、正月休暇で故郷に帰省したときの帰り、疲労のためと思われるが自動車事故を起こす。(症例は真面目な性格である故か自動車運転に於いて安全運転であり、毎日のように自動車の運転を行っていたが少なくとも10年間無事故無違反であった。)
症例は強い全身倦怠感を克服するため、平成12年7月頃のある日、スーパーよりキノコの1種であるマイタケを買い、それを水炊きし食する。(その量は1パック130円を3パックで比較的大量であった。夜食は全てそれで賄われた。)そのマイタケのみの夜食を2晩続ける。1晩目は劇的に、2晩目もかなり身体が楽になる効果を症例は自覚した。しかし3回目以降は全身倦怠感の軽減の自覚は減少した。しかしマイタケを水炊きして食すると翌日の全身倦怠感が軽減するのを自覚する故に、夜食はマイタケのみの摂取をできる限り行ない続けた。しかし次第にマイタケを食しても翌日の全身倦怠感が軽減しなくなるのを自覚し始める。
次にシイタケを食する。初日こそ比較的強い効果を覚えたがマイタケと同じように次第に効果は弱くなってゆく。次にシメジを食する。やはり初日はかなり強い効果を覚えたが次第に効果は弱くなってゆく。次にエノキダケを食する。エノキダケはマイタケとほぼ同じ程度の強い効力があることを知る。しかしエノキダケは簡単な調理法である水煮では美味でなく、一人暮らしである症例は水煮で美味であるマイタケを好んで食し、エノキダケはあまり食しないでいた。
その後、この4種類のキノコ類を交互に食するなどを行い、症例は次のように結論した。
マイタケ・エノキダケが最も効力が強く、次にシメジ、最も効果が弱かったのがシイタケであった。シメジの効力はマイタケ・エノキダケの80%ほど、シイタケの効力はマイタケの40%ほどと症例は定義した。また、マイタケが効力が強く美味である故にマイタケのみ連日食するより、マイタケ・エノキダケ・シメジ・他のキノコ類を交代させながら食する方法が効果が強い、ことも解った。(これは各々のキノコ類の免疫力を強くさせる多糖類と推測される物質が各々異なるためと推測される。)
症例はSSRIおよびMAO 阻害剤であるmoclobemide を服薬することを中止する(平成12年10月)。またSSRI、SNRI(serotonine noradrenarin reuptake inhibitor)およびMAO 阻害剤を服薬するとキノコ類の摂取により寛快状態であった慢性疲労症候群が服薬直後に重篤化することも知る。
また症例は運動の重要性も強調する。症例は慢性疲労症候群に罹患する以前、2年間同じコースを夜走っていた。それはほぼ40分のコースであり最も速いときには35分で走っていた。それが平成11年5月、慢性疲労症候群に罹患して以来、同じコースを最大限の力を発揮しても最短55分のタイムでしか走れないようになった。そして走った翌朝、起床するのが普段以上に非常に大変な労力を必要とすることを自覚していた。しかし症例は努力家であり週に2回ほど走った。
現在ではこれらキノコ類を比較的大量に食し、菜食主義に徹し、肉類は決して食しないようにし、また運動もできる限り心掛けるようにすると、長年の社会恐怖(social phobia)が寛解する可能性も有り得ると症例は考えている。
-----------------------------------------------------------------
fluvoxamine;平成11年5月より服薬開始。平成11年6月中旬からは一日量300mgに増加する。平成11年11月、服薬中止。
仕事上の信じられないようなミスは平成11年5月より始まっている。
fluoxetine;�ス成11年9月より服薬開始。一日量は40mgで固定していた。 平成12年6月服薬中止。
sertraline;平成11年11月より服薬開始。一日量は100mgで固定していた。 平成12年6月服薬中止。
(これらSSRIは併用して服薬していたことが多かった。)
MAO 阻害剤であるmoclobemide ;平成12年6月よりSSRIを一気に中止し、その代用として服薬開始。その服薬量は比較的大量であった。慢性疲労は不変か、やや軽快を示す。
平成12年7月初旬よりキノコ類(特にマイタケ)の大量摂取開始。慢性疲労は急激に軽快を示す。
平成12年11月、軽度の抑鬱状態に有ることを自覚。
平成13年1月、自動車事故を起こす。
平成13年2月、再び自動車事故を起こす。
----------------------------------------------------------------
【考察1】
平成12年の2月から5月頃の間にマイコプラズマニューモニエ抗体価およびサイトメガロウイルス抗体価の陽転化が起こったことになる。これはこのとき症例の細胞性免疫能が低下していた故とも考えられる。しかし本患者が慢性疲労症候群に類似した症状を自覚し始めた時期は平成11年5月である。症例は平成12年の2月から5月頃の間に副腎皮質ステロイド薬の投与を受けてはいない(副腎皮質ステロイド薬の投与は症例が強い疲労感を自覚し初めて以来、症例自身頑なに拒否していた)。また感冒に罹患した記憶もない。(平成11年1月に症例は小学生時以来の激しいインフルエンザに罹患した。)しかし症例は平成12年2月から5月の間のある時期に細胞性免疫能が低下していたと考えるのが妥当と思われる(しかし2月・3月はウイルス感染の起こり易い時期ではある)。
症例は平成11年9月から平成12年6月の間、fluoxetineとsertraline などSSRIの比較的大量の服薬を行っていた。
(症例には糖尿病は無い。HIV(-)。この細胞性免疫能の低下は『SSRIの比較的大量服薬を1年間近くに渡り続けたため』と推測するより、『インフルエンザなどウイルス感染を受けやすい時期にSSRIを比較的大量に服薬していたため』と推測する方が妥当と思われる。)
(また症例は平成12年6月よりMAO 阻害剤であるmoclobemide をインターネットにより購入し、その極量に近い服薬を fluoxetine などSSRIの代わりに開始した。----平成11年10月頃より、服薬するSSRIは fluvoxamine は中止し、fluoxetineとsertraline に変わっていた。)
平成12年2月5日の採血に於いて銅 94 ug/dl (基準値;78~131)、フェリチン精密 44 ng/dl(基準値;24~286)。
平成11年7月7日の採血に於いて白血球 4,400/ml、neutrophile 40%、lymphocyte 52%。
平成11年7月19日の採血に於いて白血球 3,600/ml、neutrophile 47%、lymphocyte 45%。
平成12年2月5日の採血に於いて白血球 4,900/ml、neutrophile 46%、lymphocyte 46%。
平成12年4月1日の採血に於いて白血球 3,300/ml、neutrophile 38%、lymphocyte 56%。
平成12年5月26日の採血に於いて白血球 7,100/ml、neutrophile 61%、lymphocyte 34%。
平成12年7月7日の採血に於いて白血球 5,000/ml、neutrophile 42%、lymphocyte 49%。
平成12年9月29日の採血に於いて白血球 4,000/ml、neutrophile、lymphocyte などは検査せず。
平成12年10月18日の採血に於いて白血球 4,700/ml、neutrophile 47%、lymphocyte 43%。
(全ての採血に於いて赤血球像の異常は認められない。)
なお、同じ平成12年7月7日の採血に於いてβ-2 microglobline 1.5(基準値;1.0~1.9)、フェリチン精密 50 ng/ml (基準値;24~286)、マイコプラズマニューモニエ抗体価4以上�i基準値;4未満)、シアル酸 48 mg/dl (基準値;46~74)。
平成12年10月18日の採血に於いて、コルチゾール 13.8(基準値;4.0~18.3)、そして今まで基準値より高い価(常に4以上)を示していたマイコプラズマ抗体価が4未満(基準値4未満)に変化していた。
平成12年11月8日採血に於いてT・B細胞100分率に於けるT細胞100分率は 84%(基準値;66~89%), B細胞100分率は 8%(基準値;4~13%)。
【考察2】
慢性疲労症候群に対する有効な治療法はキノコ類の大量摂取を代表とする新鮮な野菜類の大量摂取などを含める玄米自然食である。そして野菜類は水煮して食しないと効果はあまり望めない。これは水煮しない生の野菜は体を冷やす作用があるためと思われる。水煮することにより野菜も体を温める作用を持つように変わるためと思われる。1)~21)
この地方の慢性疲労症候群は大基準は満たすが小基準はあまり満たさない。微熱、非浸出性喉頭炎、直径2cm以下の頚部あるいは腋下リンパ節触知あるいは圧痛、という3項目の身体所見は皆無といって良いほどであり、また小基準では(4)全身の筋力低下(瞬発力は多少衰えるのみであり、持久力は強く衰える)、(6)運動後1日以上続く疲労感、(9)神経精神症状である(c)健忘、(d)易刺激性、(f)思考力低下、(g)集中力低下、(h)抑鬱、以外診断基準を満たすものが存在しない故、他の地方における慢性疲労症候群とは異なるウイルスによるものと思われる。
この症例には微熱が存在しない。しかしこれは敢えて病名を付けるならば慢性疲労症候群となる。またこれは明らかに『うつ病、うつ状態』ではない。何かのウイルス感染と考えるより他はない。筆者は慢性疲労症候群とはウイルス感染と確信している。慢性疲労症候群が発症する契機となるのが『感冒』であることが非常に多いためである。また少なくともこの症例においては肉、卵類を摂取した翌日は非常に全身倦怠感が強く、肉、卵類を摂取することなく、キノコ類や新鮮な野菜類そして玄米を食した翌日は全身倦怠感は非常に軽い。肉・卵類の摂取によって免疫力の低下が起こりウイルスが活性化し、それ故に全身倦怠感が強くなるものと考えられる1)~21)。
またそのウイルスが異なるとき、また異なる故に、発熱が有るものと無いものが存在するものと考えている。
また恐慌性障害、うつ状態、分類不能の精神疾患のなかに慢性疲労症候群類似症としか名付けることの出来ない症例を幾例か経験してきた。それらは明らかにウイルス感染による身体の疲弊と考えられた。それらは精神疾患の中の一部に過ぎないのか、それとも一部ではなく多数あるいは大多数を占めるものなのか(分裂病の疲弊期とはこのことであるのか)。またそれならばそれらの精神疾患を寛解に導くためには『免疫力』を強化することと考えられる。
またそれ故に筆者は精神疾患(精神分裂病も含む)の患者にはキノコ類および新鮮な野菜、そして玄米自然食を強く勧めている。また筆者は精神疾患の患者には極力、ノイロトロピン錠30)を処方している。しかしキノコ類および新鮮な野菜の水煮、そして玄米自然食1)~21)が精神疾患を寛解に導くことは考え難いらしく、この指導に従う患者は少ない。またノイロトロピン錠にも拒否反応を示す患者が多い。
精神疾患は極めて難治とされているが、新しい画期的な薬剤の出現を待つことなく(新しい画期的な薬剤の出現は不可能とも思われる)、玄米自然食のみでは寛解困難であっても運動療法(激しいスポーツが最も効果があると考えられるが、20分ほどのジョギングや早歩き歩行でも効果は強いと考える)を加えることにより玄米自然食の効果が大幅に増強されると考える。
【最後に】
この地方に於ける慢性疲労症候群に於いて微熱、非浸出性喉頭炎、頚部あるいは腋下リンパ節の触知あるいは圧痛、という身体所見上の基準は見られない。これは他の地方に於いて慢性疲労症候群を起こしているウイルスと異なるウイルスの感染に依る故と考えられる。
これらは同じ給水地域に集発しているとも充分考えられる。それ故のその地域特異性のある慢性疲労症候群なのかもしれない。
-----------------------------------------------------------------
慢性疲労症候群・新しい診断基準(提案)
1)朝、起床時、中等度以上、起床し難い。
2)誘因と思われるもの(風邪、ステロイド服薬・注入、また特に免疫力を弱めることの予想される薬の服薬、SSRIの長期大量服薬など)が存在する。
3)易疲労感の出現。
4)体力が以前より中等度以上弱くなった。
5)他の疾患が除外される。
6)キノコ類(とくにマイタケ、エノキダケ)の大量摂取により体調が非常に良好となる。
7)新鮮な野菜類を水煮したものを摂取することにより体調が非常に好調となる。
-------------------------------------------------------------------
【文献】
1)甲田光雄;慢性疲労症候群克服への道;東方出版;p299, 1999
2)森下敬一;自然食健康法;潮文社;p398, 1980
3)森下敬一;ガンは恐くない;生命科学出版;p285, 1980
4)森下敬一;ガン『消去法』;自然の友社;p291, 1982
5)森下敬一;慢性病は食べ物で治る;経営実務出版;p281, 1983
6)森下敬一;自然医食による育児教室;ペガサス;p287, 1983
7)森下敬一;百歳突破の長寿食;潮文社;p323, 1983
8)森下敬一;ガン 治す食べ物/ならない食べ物;経営実務出版;p277, 1983
9)森下敬一;牛乳を飲むとガンになる!?;ペガサス;p244, 1984
10)森下敬一;薬効食;柏樹社;p231, 1986
11)森下敬一;浄血健康法;時事通信社;p265, 1988
12)森下敬一;クスリにかわる食べ物;ペガサス;p342, 1989
13)森下敬一;健康的にやせたい人が読む本;三笠書房;p254, 1990
14)森下敬一;クスリをいっさい使わないで病気を治す本(知的生き方文庫);三笠書房;p254, 1990
15)森下敬一;クスリを一切使わないでガンを防ぎ、治す本;三笠書房;p212, 1993
16)森下敬一;自然医食療法;文理書院;p323, 1994
17)森下敬一;消『癌』作戦;文理書院;p278, 1995
18)森下敬一;クスリをいっさい使わないで病気を治す森下健康法;三笠書房;p276, 1996
19)森下敬一;宝石の気能;美土里社;p287, 1997
20)森下敬一;浄血すればガンは治る!;白亜書房;p246, 1998
21)森下敬一;クスリをいっさい使わないで病気を治す本;三笠書房;p287, 1999
22)Richard T. Johnson; 植木幸明;訳、金沢光男;監訳;神経系のウイルス感染症;西村書店;p344, 1987
23)木谷照夫;欧米における現況とわが国の対応;モダンメディシン vol-12; pp18~21, 1991
24)橋本信也;慢性疲労症候群の臨床像;モダンメディシン vol-12; pp22~28, 1991
25)金山良男;慢性疲労症候群の免疫学的側面;モダンメディシン vol-12; pp29~32;
26)高田賢蔵、山本直樹、小柳義夫;慢性疲労症候群とウイルス感染;モダンメディシン vol-12; pp33~37, 1991
27)筒井末春;慢性疲労症候群の心身症的側面;モダンメディシン vol-12; pp38~40, 1991
28)中島照夫、工藤義雄、山下格、他;選択的セロトニン再取り込み阻害薬 fluvoxamine (SME3110)の強迫性障害に対する長期投与臨床試験;臨床医薬12巻4号;pp679~700, 1996
29)�寤莓柾t、長田洋文、村中一文、他;選択的セロトニン再取り込み阻害薬塩酸セルトラリンの恐慌性障害に対する臨床評価ーー前期第二相試験ーー;神経臨床薬理19巻;pp625~637, 1997
30)ノイロトロピン;日本臓器製薬社内資料;p324, 1990
31)武田弘志、辻稔、松宮輝彦;ストレス適応の形成機構----Glucocorticoids と脳内serotonin 神経機能的連関の役割;日本神経精神薬理学雑誌、第20巻3号;pp83~92, 2000
32)朝倉幹雄、長島秀明、藤井佐知子、他;慢性ストレスによる生体反応の変容;日本神経精神薬理学雑誌、第20巻3号;pp97~106, 2000
33)Yamashiki M, Nishimura A, Sakaguchi S, et al.: Effects of the Japanese herbal medicine "Sho-saiko-to" as a cytokine inducer. Environ Toxcol Pharmacol (Section of Eu
rop J Pharmacol), vol-2: pp301~306, 1996
*A case of chronic fatigue syndrome*
(high dose of SSRI intake case)
** Japan**
http://homepage2.nifty.com/mmm23232/2975.html
(SSRIの長期大量服薬により発症したと推定され、キノコ類の大量摂取により寛解傾向にある1例)