気をつけろ 白結界は クリア後だ!
ということで、朧村正とオーディンスフィアの比較その2になります。
今回はストーリー部分の話を少し。
2.ストーリーの重厚さではオーディン 朧はあっさり目
アクション部分ではややモッサリで、評価が芳しくないオーディンスフィアですが(個人的には、アイテムやスキルをバンバン使えばそんなことは無いと思う。そこまでの準備がわずらわしいかもしれないけど)、ストーリーは非常に良い出来だと思います。
5人の主人公。クリアするたびに少しずつ明らかになる一連の事件の真相。コルドロンという魔法の釜を巡る戦争。世界の終焉を予言した叙事詩。滅亡した魔法王国。5人目の主人公をクリアし、その全貌が明らかになったとき、本当によく練られたシナリオだと思いました。
主人公どうしが戦うことも。妖精の女王メルセデスvs亡国の王女ベルベット。
一方で主人公どうしがキャッキャウフフすることも。
これに対して朧村正は主人公が2人、また主人公どうしが絡むことがほとんど無いため、物語としては非常にあっさり目になっています。とはいっても、アクションゲームとしては十分なボリュームだと思いますけど。RPGという視点で見ると、あれ?もう終わり?と思うかもしれないですね。
ただし、オーディンスフィアがこのような、1つの事件に対して複数の主人公を採用していることによる弊害も生まれています。それは、同じボスやステージを何度も何度も繰り返させられること。これは苦痛でした。正直、自分は一度投げてますからね、オーディンスフィア。
どの主人公でもベリアル(ドラゴン)と1度は戦うはめに。
しかも処理落ちする・・・
しかも、新しいキャラクターのシナリオが始まる場合、別に前のキャラクターのアイテムや経験値を引き継いだりしませんから、またLV1から。これは精神的にきましたね。朧村正も同じくLV1からなんですが、主人公2人だけですし、ボスキャラは両者で異なってますし、また固有のステージもあるので、そこまで苦痛ではなかったですね。
鬼助編、最初のボス黒猿。巨大な手裏剣が厄介。
百姫編の最初のボスは青坊主。こちらは簡単。
個人的な感想を言えば、アクションの快適さで次へ次へと進ませる朧村正と、ストーリーでプレイヤーを惹きつけるオーディンスフィアという感じでしょうか。自分はどちらも大好きです。
次回は、それぞれの主要キャラ・主要システムを比較&前回と今回の記事に画像なんぞを貼り付けて修正しようかなと思います。
では、また。