無敗の司令塔VSダメな弟
これだけじゃ分からないかwww
決して、ルイージのことじゃないよ。
これは、全米注目の試合、今朝あったアメフトのスーパーボウルのこと。
ネタバレになるので結果は書きません。
シーズン不敗という偉業を達成したニューイングランドペイトリオッツ。そのクオーターバックのトム・ブレイディは、冷静沈着なプレイスタイルと高精度のパス、さらに敵のプレイを先読みする能力に長ける、まさに現代アメフトの最高QBの1人。
これに対して、ニューヨークジャイアンツのクオーターバックのイーライ・マニングは、父もアメフト選手、兄はスーパーボールを制したこともあり、MVPを二度受賞したペイトン・マニング。これだけでも比較対象が厳しいのに、ニューヨークジャイアンツが彼を獲得するために、マニングの交渉権を持つチャージャーズにその年の3巡目指名権と翌年の1巡目指名権、さらにフィリップ・リバーズとトレードすることになります。
で、3巡目指名権で獲得したネイト・ケーディング、翌年の1巡目指名権で獲得したショーン・メリマンはプロボウルといってオールスターに出場するほどの大活躍。
結局、上記3人はチャージャーズの主力選手となったのでした。
イーライマニングはというと、これがまるでダメ。
地元ファンにもブーイングをされ、獲得はGMの失態扱い。仲間からもまるで信頼されないというありさま。
なのに、何故か今年はスーパーボウルまで出場するという不思議?
さて、その試合結果は? 自分でテレビで確認してね。
で、日本では珍しいアメフト漫画、アイシールド21のWii版の紹介。
攻撃方法はラン、パス、キックと一応のアメフトの体裁は整っています。
ラン攻撃では、リモコンで進む方向を決めます。アナログスティックじゃないのね。
敵に追いつかれるとコマンド入力画面に。
あっち向いてホイのシステムです。
レシーバーをポインティングして
飛んできたボールをポインティングでキャッチ
スピアタックルを喰らってファンブルしちまった。
その場合、パスで戦えとか、中央突破を防げといった制約が課せられることも。
アイシールド21 キタワ*・゜゜・*:.。..。.:*・
作戦画面では、サポートキャラが登場して体力回復等をしてくれることも。
・・・まもり姐さんの方がよかったですか?
これで俺の勝ちだー。
うん、アイシールド21の世界観を良く再現してる。キャラゲーとしてはほどほどに良いできかな。
でも、まあ、アイシールド21でまっとうなアメフトができるとは誰も思ってないだろうけど、アメフトゲームとしてみてはダメ、絶対。
~ここからは愚痴です~
細かい作戦を立てて、相手のディフェンスの裏をついたり、相手の攻撃を読みきって止めたりってのはできない。まだ初めたばかりだから?
ブリッツに入ったり、クォーターバックスクランブルをやむを得ずやってみたり、相手がブリッツに入るのを見越してショートパスを繋いでみたり、スクリーンしてみたり、ショットガンとか、フェイクを入れるとかできないの?
パスのときに、絶対的選手と競るのはなぜ?フリーの選手を作り出すような動きをさせるのが重要であって、競り合って勝て!みたいのは本末転倒じゃないか?それに、ラン・アフター・キャッチが重要なんで、ショートヤーデージのパスなのに、キャッチしたらすぐ倒れるなんて、本来失敗パスだよ。
それに、クォーターバックがパスを投げるのに、タイミングを合わせてリモコン振るのって、ボタン操作と何が違うの? リモコン使うなら、振った強さでパスの距離が違うとかじゃなきゃダメなんじゃない?
パスでは、いかにして敵のプレッシャーを避けながら(ステップバックとかしながら)パスターゲットを探すのが重要なわけで、時間で敵のQBサックが入るってのも臨場感がなくなってダメじゃないかな。
後、ラン攻撃がせっかく中央突破とかできても、ディフェンスが必ず追いついてくるのはどうなのさ。刻むだけがランじゃないだろう!
というわけで、久しぶりに自分には合わないゲームでした。









