仕事でイラッとすることがあったので、ストレス解消代わりにやってみた。
ルーンファクトリー2を間違ったやり方で紹介してみる。
ナスのきのこ風味
―――畑はカブが植えてある
一部は桜色で、一部は白。
幾たびの収穫を経て出荷。
ただの一度も食されず。
ただの一度も調理されない。
彼の者は常に独り 牧場で水やりに励む。
故に鉱物に意味はなく
その牧場はきっとカブが出来ていた。
「―――少し殴られるかもしれませんけど」
事も無げに告げる少女。その笑顔がとびきりだから始末が悪い。
こんなステキな笑顔に逆らえる男がいるはずないのだから―――。
彼女は俺にアースマイトの才能があるという。本当だろうか。
―――ああ、これが現実か。
オークの一撃を受け、地面に倒れこんだ。
自分にはチカラがあるのではなかったのか―――。
否―――そんな上手い話が転がっているわけがなかったのだ。
たとえソレが真実だとしても、異形のモノとの戦いに、余裕などあるはずが、ない。
北方謙○風
ターニャから渡された荷を紐解く。
シュルという音とともに一振りの剣が姿を現す。
思いのほか、手に、なじむ。
もしや記憶を失う前、自分はこうして戦いに赴いていたのかもしれないと一瞬考え、やめた。
今は眼前の敵に全力を尽くすべきだった。
オーク、ヒトならざるもの。これを倒すのがターニャからの依頼だ。
盾を構え、剣を抜き放つ。カイルはまっすぐに、駆けた。
目が合った。ぞくりとするような、強い殺気が含まれていた。
勝負は一瞬だった。オークの棍棒がカイルの頭をかすめる。カイルの剣はオークの体を貫いていた。
ゆっくりと剣をさやに戻す。まだ、オークを刺した感触が手に残っていた。
頭から血が流れていた。煎じた薬草を傷口に塗りこみバンダナを巻きなおす。
風が、強く吹いた。
馳○周風
俺の名前はカイル。アルヴァーナの街で何でも屋をやっている。
手元にある商品を横に流すだけで、3,000Gが手に入る。ボロイ仕事だ。
しかし、今回の依頼は違った。
依頼主はジェイク。一人では何もできないくせに、エルフであることだけが誇りというクズだ。
ジェイクがくだらない選民意識をむき出しにする。
「エルフも人間もどっちも似たようなもんだ。どっちもくそったれだ」
吐き出すように言った。
ジェイクの元を後にしたが、ヤツの声が耳に残っていた。吐き気がした。
牧場に戻りベッドに腰掛ける。頭の中で声がする。
――お前もジェイクと同じだろ?
違う!俺はジェイクとは違う!
剣でテーブルがボロボロになるまで切りつける。
俺は一人でやっていける。あんな寄生虫のような男とは違う!!
翌日、ヤツの依頼だった胴の腕輪を探しに行く。周囲から感じる殺気。突然オークに襲われた。
聞いてない。ヤツはわざと教えなかったのか。
怒りで目眩がした。
くそったれのエルフめ。死んじまえ。
――おれは呪詛をつぶやいた。
必死に剣を振るい、俺は命からがら街へと戻ってきた。頭の中で警報がなり始めた。
誰かが俺に呟いた。
――エルフを殺せ。
俺はアースマイト。人間を、エルフを超越した存在なんだ。
――エルフを殺せ。
俺は必死で冷静さを取り戻した。矛先は他へ向ければいい。
ふう、それなりにテンション戻ってきた・・・間違えた方向に!