どーも

お久しBlogの原口です


みんなもうじっくり聴いてくれたかな~という時期なんで、

今日は9月16日にリリースした2ndアルバムについて書きますよ☆


すっごい長いし、いろいろ書きすぎてる部分もあるので、読みたい方だけ笑



まずは、2年本当にお待たせしました。

アルバムどうやったかな?


隅から隅までこだわれたアルバムです。

当たり前だけど、どの曲も思い入れが強いです。


先に限定シングルでリリースしてた楽曲もさらにアレンジし直したり、レコーディングし直したり、納得いくまで磨いたけど、気づいてもらえたかな?


1曲目

ReStartはメンバーが脱退し二人になって作った、聴いてもらえば絶対分かってもらえる決意の楽曲。

初めてサビが出来た時に、この曲をまず新しいグッカミの代名詞にしたいって思ったよ。

それと同時に綺麗な言葉は使いたくないとも思った。

完成まで時間もかけたし今聴いても熱くなる

きっとこの曲がなかったらまだグッカミを前に進められなかったと思う。



そして、2曲目

セツナラウンダー

実は2015年の正月に自宅スタジオにこもって作った楽曲。

新年1曲目の曲。

頭の中に描いてた音を迷うことなく紡いだ楽曲
そこに桐明が『セツナラウンダー』という言葉をくれた

デビューしてからはずっとグッカミらしい曲を書かないといけないと思ってたけど、

それを全て脱ぎ捨てて作れた1曲です。

きっと
人生は繰り返し

痛みは予期せず降り注いで
苦しさでいっぱいになってでも
どうにかこうにか生きてるうちに
幸せが柔らかくやってくる

そんな事を描いた1曲です。



そして、

グレープフルーツ

限定シングルのカップリングだった曲

なんというか、真面目な変態の曲ですね笑

これもグッカミらしさをゼロにして作った一曲

言葉もコードも遊びが多い楽曲

みんなとライブしたい一曲なのです。


そして

君が笑えればいい


これは
僕らにとってはただの失恋ソングじゃない


プロデュースしてくれた長瀬さんのおそらく最後のリリース作品にもなるから思い入れはやっぱり大きい


思えば

長瀬さんとちゃんと音楽の話が出来るように
理論を一から勉強し直した

話をする中で学んだメモノートはあっという間に3冊を超えた


それが今も僕らの礎になってる


紛れもなく


グッドカミングは彼が居なかったら完成しなかった


2012年の1月

デビューが決まり映画主題歌の書き下ろしをする事になった

なかなか良い曲が書けずに塞ぎ込んでた時に
長瀬さんの訃報が届いた


頭が真っ白になった
実感も何も無かった
でもテレビのニュースで確かに長瀬さんの自宅が映し出されてた


久しぶりに新年の挨拶メールと、曲を送った翌日だった


あと1日早く連絡すればよかった

メールじゃなくて直接会いにいけばよかった


もちろんそれをしても
何も変わらなかったかもしれないし

今さら変わる事もない


ただ、虚しさと悲しさだけが心を埋め尽くした


そんな中ただただ無心で作りあげたのが

3枚目のシングルのOurs~ボクらの足音~です。


涙で濡れたA4用紙に書いた言葉がサビになった


僕らは何かを無くしながら
それでも歩いていくしかない




きっとそうだと思う



君が笑えればいい

は彼とのありのままを詰め込みたかったから

福岡のボロアパートで一緒にデモレコーディングしたボーカルを使うことにしました。


『特別』の押し売りをする気は全くないけど

この曲だけはやっぱり特別です

悔しくて苦しくて

ずっとリリース出来なかった

ずっとライブでやれなかった一曲です


凄く時間がかかってしまったけど、

やっと、やっと、


リリース出来ましたよ


桐明もしっかり歌ってますよ






ごめん笑


切り替えて


紙ヒコーキ


福岡で頑張ってる芸人さん
おりがみ とのライブのステージ上で一曲作ろうって約束した楽曲

実は桐明が歌詞の中に2人の名前をいれてます

2番のサビで出てくるんですが、

山の下 →山下君
真正面 →マシオメン、マシオMEN (ましお君)


気付いた?笑

もちろん、おりがみという歌詞も出てくるしね



そして

2nd Message

これも限定シングルでリリースした楽曲

地元八女と東京を行き来するうちに書き溜めた曲

桐明と何回も何回も言葉を選びなおして、作り上げました

限定シングルでリリースした時から一番変わった楽曲


遠く離れた誰かを思い続けるのは簡単じゃないからこの曲がいつか誰かの新しいきっかけになると嬉しいです。



57÷9


桐明の足音をSHURE57というマイクでレコーディングしました。


実は

君が笑えればいいをレコーディングしたのがこのマイクなんです。

高いマイクじゃないけど、
君が笑えればいいは、このマイクだからレコーディング出来たニュアンスがありました


そんな、僕らにとっては特別なマイクで

「それでも歩いていくしかない」

という苦しみに似た足音をレコーディング


57というマイクでレコーディングした苦しい足音


57÷9


結果、

やっぱり簡単に割り切れない


そんな部分を表現してみました



そして

そのまま次の曲


その足でしか辿り着けない未来がある


聞いてもらってそのままだけど、


生きて行こう


何回運命に振り回されても

何回傷ついても

何回裏切られても

笑えない現実ばっかりだったとしても

嫌になるくらい虚しくても

明日なんて来て欲しくなくても

でも、、


生きてみようよ

生きて行こうよ


絶対に自分で自分の命を終わらせないで

自分の未来を壊さないで

絶対とは言い切れないけど、

ちゃんと笑えれる日が来るよ

自分にしかない未来が待ってる


そんな思いを込めた一曲です




そして

ハーモニー

これはシンプルにラブソング

恋愛を語るキャラじゃないので、
曲で感じてやって下さい笑



ただ一つ言えるのは

本当に本当に大切に作ったから
この曲が出来てからしばらくは
原口ダントツ一番お気に入り曲でした

もちろん今も変わらずやけど笑



次が

明日が来る前に

実は深夜2時頃にふっと出来上がった一曲

言葉にもメロディーにもアレンジにも
なんの迷いも無かった


きっと誰かに向けた歌じゃないからだと思う


明日が楽しみなんて思えない時は誰にだってあると思う

でも、

一回ラフに考えてみたら

きっと理由なんてシンプル


僕らで言えば、

ただ音楽が好き

グッドカミングが好き

それが明日になるだけ


きっとみんなにもそんなシンプルな理由が何か一つはあると思う

それだけあれば明日を迎えられる
生きていける


もし考えても考えても何も見つからない人がいたら僕らと一緒にグッドカミングを明日の理由にしてみてね笑



そして最後に


ありがとう

誰にって今この文字を読んでくれてる
あなたにです


曲中で8回歌われる『ありがとう』

末広がりの『ありがとう』

感謝しても感謝しても足りないくらいの
『ありがとう』



Good Comingは2人じゃなかった

みんなが居てくれた

メンバーが脱退した時からアルバムリリースするまで

このことがどれほど力になったか


本当にありがとう




今回はアルバムについていろいろ書いたけど、受け取ってくれたみんなには一曲一曲それぞれの物語が出来てくれると最幸です。



そして
このアルバム持って走っていくGood Comingをこれからも応援宜しくお願いします☆



長~い文章読んでくれてありがとう笑


やっぱりなんだかんだ

未来はいつだって明るい


んならまた(^^)


Good Coming
原口