ちなみに健さんの娘さんはStellaという名前で僕も今は一緒にアーティスト活動をしています。
この日に参加したある女性からの子育てに関する質問でした。
アーティストとしての才能、語学も堪能なStellaさんですが、どうやったらあんな素敵な娘さんが育つのか?という質問でした。
どんな回答になるかと聞いていると…
健さんが幼少期に気をつけたことは「叱らない、だめ!とか危ないとか言わない」ということだったそうです。
なんでも、子どもたちは10歳ぐらいになるまでに、約10万回ほど「危ない!」「ダメでしょ!」って言われながら育つとのこと。
それこそ、ほぼ1日20〜30回ほど毎日言われている計算だそうです。
このネガティブな言葉のパワーこそ、子どもの成長には大きな影響を与えるというのは納得させられます。
そんなStellaも現在はもう立派な大人の女性ですが、僕が初めて会ったのはまだ彼女が10歳の時でした。
当時の僕も子どもは確か4歳、1歳ぐらいで、僕もいわゆる新米パパでした。
月日が経過して次に会ったのが確か17歳の時で、その時はバンクーバーで大きくなってから会ったのでした。
彼女は7〜10歳ぐらいの時に4年ほどアメリカのボストンにも住んだ経験はあります。
その後。日本に帰国してもキープしつつ、そのまま英語もネイティブレベルまでに完成させています。
親を引き継ぎ当然ながら、頭が良いのは僕も理解できるのですが…
そんな彼女がアメリカからの日本に帰国後、どんな私立の名門校またはインター校に行ったと思いますか?
皆さん聞いてビックリしますよー!
それは、な、な、なんと…
彼女は日本に帰国してから、いわゆる学校には通っていないのですよ!
正確にはいわゆる普通の学校にということですが。
お父さんの本田健さんが、当時の子育てで彼女に入れたのが、ボストンにあるサドベリースクールというかなり特殊な教育法でした。
なので、本場のサドベリー教育の理念をそのまま帰国後の日本でも実践していったのでした。
サドベリー教育やサドベリースクールについては各自で調べてみてください。
あくまでもかなり特殊なので、それが日本の皆さんにとって良いというのを伝えたいわけではありません。
要は本日お伝えしたいこと、それは親が子どもをどこまで信頼できるかというのを実践してみたことのお話しでした。
僕もありがたいことに後もう数年で子育ては終わりそうですが、まだお子さまが小さい方は少しだけでも日本の教育にはない発想やヒントとしても考えて欲しいと思い、これを書いています。
もちろん詰め込み型や受験というシステムの利点もたくさんあります。
でも、日本独自の教育システムだけが子育ての常識や正解ではありませんということです。
より良さそうなものや先人からのヒントも柔軟に取り入れてみることは大切ですね。
まずは親が頭を柔軟にして多数の意見に巻き込まれていかないこと、そして子どもを信頼することが大切ですね。
現在は僕が担当しているStellaですが、そんな彼女の癒しの声もぜひ聴いてみてください!
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