今日は少し生々しいですが、日本の高校生たちと話して感じた個人的な意見を書いてみたいと思います。


先週末で無事に短期で来ていた、日本の高校生の半々以上が帰国の途につきました。


最初に空港に迎えに行って時の緊張した面持ちとは違い、みんな1ヶ月も海外での生活を経過すると、本当に自信もついたのが窺えて、笑顔で帰国時にはいろいろなお話をしてくれます。


特に日本の女子はとても順応性が高く、やはり日本人は優秀だなとも思います。


今回の生徒さんはほぼ全員、人生初の海外がカナダであり、バンクーバーを選んでくれてご縁あって繋がれたことを嬉しく思います。



そんな、たくさんの日本の高校生と機会あっていろいろなお話ができて楽しいです。


僕が初めての人と仲良くなるためのコミュニケーション術の基本はインタビューです。


というか誰に対してもその相手に興味を持つことで、いろいろなお話しを聞きたくなります。


そもそも、その人がどんな生き方をしてきたのかにとてもフォーカスしていきます。


それは高校生でも大学生でも、20代の社会人または同世代、人生の先輩など誰であろうが、その興味のスタンスは変わりません。


今回もティーンである彼女、彼らにもいろいろな質問しながら共通点を探りつつ、今の高校生の考えなどを楽しく聞かせてもらっています。



今回その中でも印象的だったのは帰国時に絶対に今度は海外に住みます!


そう宣言して帰っていった母子家庭の高一の女子と、公立校を辞めて現在は通信制高校に通う高二の男子生徒でした。


話しを聞くと、失礼ながらきっと長期留学するのは大変かなというような経済的な環境にも関わらず、親御さんもその子の未来を応援してくれたおかげで、この夏に人生初の海外に行くというチャレンジをしました。


楽しいこと、大変なこと本当にすごい冒険の毎日を過ごした貴重な1ヶ月になったと思います。


同時に実際に1ヶ月でもカナダで少しでも生活するとその物価の高さなどにも驚きます。


数年前ならカナダって安いよね…なんてビックリしたのに、いつの間にか逆転しています。


それは日本という国の立ち位置、どんどん先進国から後退していることを実感することにもなります。



そんな彼らから、やはり今の日本でなかなか明るい未来を見出せないという意見も複数聞きました。


高校生であっても自己肯定感の低さ、コロナでも感じた同調圧力、低賃金なのにブラックな働き方、パワハラやセクハラなど古い体質、そして何も変わらない政治、単に凋落を待つだけのあきらめに近い社会など…


わずか15-6年生きてきた日本の生活を、彼らなりにも未来が明るくない閉塞感をすごく敏感に感じているようです。



本当にこの日本という国の未来の課題が多すぎます。


残念ながらそれは日本という国が、この30年間で責任逃れで先送りしてきた結果だと思います。


そのため残念ながら、もはやそこから抜け出すタイムリミットを超えてしまったように感じます。


だから少しでも何かを変えるとするなら、自らの行動でその環境や不満から抜け出すという何かを自分で変える方法しかありません。



だからこそ、僕自身は何とか若い人には日本という国を変えるための革命を少しでも起こすことを心から期待しています。


今の若い世代ならYouTube、TikTokなどのSNSというのも武器でありツールの一つでしょう。


良識ある人は否定的な意見でしょうが、ガーシーのようなYouTuber戦略で初めての国会議員になりました。


それは日本という国を象徴する今の時代のカオスであり、未来への革命の第一歩だと僕は思っています。


つまり、良い意味ではこれからの若い世代の人が国を変える政治の世界に入れるチャンスの道筋を一つモデルとして作れたと思うのです。



今、海外に住む僕が日本という国を見ていると、海外以上に特に10代の子たちの闇は深いような気がします。


貧困、虐待、家庭内DV、いじめ、学校の先生の質の低下などが炙り出されています。


パパ活、ママ活という言葉もすっかり当たり前になりましたが、言葉は違えど昔からいつの時代でも貧しい国の最もたる弱者が生きてくためのビジネスの一つです。


さらに、つい先日に渋谷で中学3年生の女の子が見ず知らずの親子を刺すという悲しい事件もありました。


本当の動機やどんな環境で育ったなどの背景はまだわかりませんが、中学生という子どもと大人の狭間の15歳の子が自暴自棄になる社会が辛いです。


少し前に話題になったトー横キッズという存在の子たちもそうです。


なぜ夜中に歌舞伎町という場所に、家に帰らずに日本の未来ある若い子が群れでたむろしなくてはいけないのか?


そんな、自分の国の若い世代がどんどん病んでいく姿は、僕もひとりの親としても本当に悲しいです。


僕の時代でも渋谷にはチーマーやら不良はいたけど、みんなお金を持ってる裕福な家の子たちで、何気に私立校で教育もしっかり受けていたので、今と本質が違います。


平和な時代は不良というのがファッションが成立した時代でもありましたが、最近はもうファッションでなくリアルな貧困や家庭環境問題が生み出しているのです。


最近は親ガチャというネットスラングが流行りましたが、今の中高生の中には、本当にすごい劣悪な環境の中で頑張って生きている人もたくさんいるでしょう。


今はまだ親との関係性や経済的にも大変な子どもたちもいると思いますが、そんな人たちこそ頑張って今の環境も変えてみて欲しいです。


それは、海外に行くことで自分と向き合うこともオススメです。


もちろん家庭環境や経済問題が不利な状況でも、18歳の成人になればバイトなどすれば、とりあえずは1-2年で海外に行く資金は作れます。


それを機に自分自身で新しい未来の道を開くことはできます。



今後の日本という国は経済的にも海外へ留学できる人がどんどん減っていくことが予測されます。


だからこそ個人的には一人でも多くの若い人たちが10代のうちに、まずは一度日本から出てみる経験をしてほしいです。



自分の目で実際に世界を見てみる、世界から見る日本という国を感じることは必ずや自分の中で革命を起こします。


僕が住むカナダをはじめ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスなどワーキングホリデーという海外に住む、または働くチャンスを若い世代には今のところ与えてくれます。


10代に限らず、社会人もそうですが、もはや日本で疲弊している人たちは日本という国から飛び出して欲しいです。


自分の未来を信じて自らの足で一歩を踏み出す行動ができることをこれからも心から応援していきたいです!



◎親子留学は幼稚園から小学生時にでもできます!

ぜひご興味ある方は気軽にまずはお話しを聞いてみてください。


https://www.gccanada.net/