城崎にて | 旅するジーンズと30代の夏

旅するジーンズと30代の夏

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 大抵の事なら笑って許せるオレですが、金曜日のバラ色ダンディに洋七がレギュラーになったのはさすがに、イタダケけません。
 
 先々週は高橋ヨシキ氏がいなかった事で、余計不安を煽られたけど、先週は復活(最初と最後は出てなかったが、何か意向があったのだろうか?)したのでとりあえず、一安心。
 
 
 「映画を解釈する」という今までのテイストとは明らかに違う(つーか、180度回転して斜め読みとウラ読みをどんなに繰り返して、どんなに贔屓目に見ても、200%ミスキャスト。着地点が不明おばあちゃん。かといって、狂っているが故のケミカルもまったく期待できない)洋七の存在。
 露骨に扱いに困っている出演陣。バランス取りに腐心して、切れ味を欠いた博士のコメント。
 視聴者も含めて今んとこ、誰もハッピーでは無いです。
 どーなんでしょ、コレから!?

 ソッコーで洋七降板が正解だとは思うが(洋七に罪は無い。仮に高橋ヨシキ氏のマニアック過ぎるな視点⦅イヤ、それでも氏はパンピー共にも分かりやすくポップにカルト映画を紹介していたし、アレ以上薄味にすると、そもそも氏が出ている意味が無くなる⦆が仇となってのキャスティン愚ならば、ソノ状況こそがクソ。)、あと20回くらい回数を重ねれば、何か味が出てくるかもしれないねー(投げやりに)。

 さて、無類の謝罪会見スキーの私ですが、野々村の竜ちゃんのソレはあまりノレていません。

 勿論、彼自身のパーソナリティはイタいし笑えるし無様で最高なんだけどさ、只々ソレだけ。あまりにも小物の政治家然とし過ぎていて、裏や行間を読み取るレベルでは無い気がする。味わいに欠けるよね。

 同様にコノ件も。

 「脱法ハーブ」以上にポップ過ぎる響きを孕むが故に、イマイチ軽重が伝わらんワードの代表格、「セクハラ」。
  コノ親父が最低なのは間違いないけどさ、きっと自覚ないよ。
 「飲みの席で女性に軽口叩いたら、殊の外皆からバッシングを喰らって驚いた」レベルだよ、キット。
 10年代の女性に対して、最上級にデリカシーに欠ける言葉を公の場でしたって事がわかって無いんだよね(塩村議員個人の事をとやかく言うのとはまったく別次元の問題ね)。
 うん、だから未だにこの国はオッサンのメンタリティで出来上がってるんだよビックリマーク

 結論。
 「法に触れてはいる、若しくは著しく倫理観に欠けている。が、少なくとも実害らしい実害は確認できない」
 ⇒鬼の首を取ったかの様な世間のバッシング
 ⇒「とにかく謝っとこう」or「バレさえしなければ皆納得してた癖に・・・」感満点の謝罪会見。

 
 オレはこの間抜けな共犯関係で成り立っている謝罪会見が大好物なんですな。




 「禊」を大切にする実に日本的なソレですな。イーよ、別にイチイチ律儀にそんな事しなくて。


 いまだに何度見ても笑えます。



 10年代の傑作。