野上知香の事件簿~惨劇のクリスマス~ | てんPのブログと趣味

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第12章一連の真実(1)

智香は同窓会の開かれてる会場に到着したのは爆風が聞こえる直前だった。
「爆発……」
最悪な出来事が起きた。
冷静が保てず会場に入ろうとしたが野次馬が邪魔をして中々前に進まなかった。
「那山さんも狙われたの……でもどういう……」
前に進みながら考える。
「!?」
急に路地へ方向転換をして入った。
路地には既に酔っ払いの男性2人組が蛇行歩行しておりそれの予測と男性2人組の歩行の間を華麗に通り抜けて路地から出るとタクシーを拾い、病院へと向かわせた。

車内で今までの情報を再度整理を始める為いつものように目を瞑る。
「…………」
運転手はミラー越しで寝たのかと見た。
病院に到着10分前に目を開けた。
運転手は起こす手間をせずにすんで安心した。
女性を起こすとして勘違いされ警察に連れていかれるのは面倒だからだ。
 智香はある人に連絡した。
電話を切ると深刻な表情になった。
(謎は解けた。……今回はギリギリの推理……)





犯人は病院に到着し、葉山亜依子の病室に爆弾を設置した。
 夜勤の隙を狙っての設置のため、北斗謙の病室のみ、彼の病室に行くにはナースステーションを通らないといけなく、気づかれずに進み、ようやく病室に到着した。
扉を開けて中に入る。
鞄から爆弾を取り出すとベットの近くに設置のために作業を始めたとき、電気がついた。
「!?」
犯人は後ろを向く。そこには高校生ぐらいの女の子が立っていた。
犯人はすぐさま、爆弾と器具をベット下に隠し、なにもないかのように女子高校生に尋ねる。
「貴方、北斗のお友達?でも面会時間は過ぎてるんだし改めて来てくれる」
「小学校の同級生なのよ。でも面会時間が過ぎてるなら日を改めて来ることに」
女子高校生が扉を半分開けたところで止めて犯人の方を向く。

「そういえば、北斗を殺した犯人には共犯がいたみたいなんだよ。幻影ミカドっていうね。貴方はご存じだった?」
「知ってるよ。同い年の女の子でしょ」
「そうなのね……貴方は北斗の姉妹かしら?」
「いえ、遠い親戚よ。よく遊んだよ。今は冬休みだから付き添ってたんだ」
女子高校生から疑われないように嘘を積み重ねる。
「大変ね。じゃあ、私はこれで」
女子高校生が帰ると力が抜けて凄い脱力感が出てきた。
なんだ、あの女は色々と聞いてきてと思いながら再び、作業を始める為、ベットの下に隠した爆弾と器具を取り出そうと手を突っ込むと布団が急に動き、中から背が高い男性が飛び出てきて身柄を確保した。
背が高い男性は白谷警部だ。
「何よ」
何があったな判らなかった。
「危険物取り扱いで逮捕するんだ。ついでに殺人容疑をつけてな」
「おじさん誰?」
「警察だ」
警察手帳を提示して言う。
「私は罪なんて犯してないよ」
「じゃあ君は何をしてたんだ?」
白谷警部は犯人の手をどけて、ベットの下にある爆弾を取り出した。
「これは何かあるなって思ったから覗いたんだよ」
「じゃあ、隠しカメラで観てみる?」
廊下からさっきの女子高校生の声がしたと同時に扉が開いた。
「この病室には隠しカメラを設置している。それを見れば貴方が迷いなくベットの下に隠した爆弾を取り出す映像いや、私が入ってくるまでの作業も映ってるから言い逃れは無理よ」
「貴方は!?」
「自己紹介してなかったわね。野上智香、同い年じゃないかしら?真犯人さん」
「真犯人……なんのこと?」
「今月立て続けに起きた殺人事件は山奥で自殺した人ではなく貴方だと言ってるのよ」


「あの、自殺した夢野姫って子の復習をしたと言うね。でも私は亜依子の親戚よ。親戚をこんな目にあわせないよ」
「お名前を教えてくれるかしら?葉山亜依子のご家族に確認とるから」
「…………」
黙りこんだ。
しばらく沈黙があると開き直った表情になる。
「真犯人呼ばわりする貴方たちには教えないよ。私が真犯人って言うのはちゃんとあるのね」
どこから出てくる自信なのかは判らないが智香はいつも通り追い詰めないといけない展開になった。
しかし、今回はあまり望んではいなかった。
やるしかないので覚悟を決めて推理を始めた。