野上智香の事件簿~保健教師殺人事件~ | てんPのブログと趣味

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第6話三依が選ぶ道


翌日、三依は荒川と共に智香に呼ばれた。
「野上、呼び出してなんのようだ」
「波川さん、話していいわね」
 三依は頷く。
「荒川、波川さん、中絶してないのよ」
「は!?」
思いがけない言葉が出てきて戸惑う。
「中絶したって……」
「あれは嘘よ。中絶は未成年だろうも承諾同意書を保護者に書いてもらわなくてもいいけど大体のところは書かせるわ。病院も守りがほしいからよ。この辺のは全部そうだから書かなくてもいいところでするのもあるけど遠くまでいくおかねに中絶の料金を高校生が払えるわけもない。それに彼女は妊娠6ヶ月、中絶は無理なんだから」
「ボイスレコーダーにも6ヶ月ってあったな」
「納得した?波川さん、貴方に聞きたいことがあるんどけどボイスレコーダーと写真、自分で送ったでしょ?信用させるために?」
「え!?」
「2つの決定的証拠は他人がそんな簡単にばれずにできるのではないからよ」
智香は推理を披露する。
「その通りだよ」
「三依、子供はどうする?」
「私、本当はばれずに産もうとしてたの自力で」
「俺のことなんかいいのに……」
「それに私の親、中絶が無理だろうと世間体考えて流産させるようにさせるから」

彼女から出る言葉では親が認めるのは難しいと判断した智香は1つ提案を出す。
「かけおちしたら」
「え?」
「しよう三依」
「でも、それも考えたけど親、人脈広いからどうにかして捜すよ」
「大丈夫だよ。既にいくつかは手配しているから二人に黙って、妊娠していることを波川さんのお姉さんさゆりさんと荒川の絶縁したお兄さんあかきさんに頼んだから」
「何勝手なことをあいつに頼るなんて……」
荒川は反対していた。
あかきは父親の会社を乗っ取った社長の娘と結婚したからだ。自分の出世のためなら何でもすると知り荒川も嫌っていた。
「荒川、お兄さんは会社を取り戻すためにしたことなんだよ。昔、とある探偵にどうしたら不正を暴けるか聞いたんだよ。あかきさんは取り戻すためにしたんだよ」
「信用できるか……でも、それは親も思いもしないこと。許してやる」
三依は少し考えて言いとOKした。
さゆりは幼い頃、離ればなれになった姉。一歳だったので両親も交流があるとは思わないと判断したからだ。
「そこまで、野上さんは協力してくれるの?」
「せっかく授かったのだから産ませたいからよ」


かけおちの計画を  説明を始めた。
智香の計画は高校生が考えないくらいの域をいっていた。

実行は12月24日。それまでのもちゃんと考えられており三依はそれを実行する。



智香は知識を授けると二人きりにしてどこかに行った。




この続きは10月1日の予定です