野上智香の事件簿~巧妙に考えられた犯罪~ | てんPのブログと趣味

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確信編


翌日、加山輪多美は釈放された。
智香は咲見と姉妹のお母さん、輪多美が出るのを確認して、近づく。
「咲見ちゃん、良かったねお姉ちゃんが釈放されて」
「咲見の知り合い?」
輪多美が尋ねる。
「お姉ちゃんによく話してるでしょ、静美ちゃんのお姉さん」
「初めまして」
輪多美はスウィートロングの清楚で気がきく女性というイメージで同じ年齢とは思えない智香。
「初めまして、咲見ちゃんから無罪を晴らしてほしいと依頼されまして」
「それはありがとうございます」
「智香さんの依頼完了」
咲見が言う。
「まだと思うの、先日の咲見ちゃんがゴミ袋に入れられた件が残ってるから」
「どう言うこと?」
警察にいた輪多美は知らなかった。
輪多美に先日のことを話した。
すると、輪多美は1回頷き、智香に話す。
「静美ちゃんのお姉さん、私から依頼があるんです」
「依頼?」
「咲見を密閉の袋に入れたのは正神君、白馬君以外の共犯に間違いがないので探してください」
智香は微笑み、優しく輪多美に言う。
「本来は警察の仕事だけど静美からも依頼されたから受けます。あと、ため口でいいし、智香って呼んで私も輪多美って呼ぶから」
「わかった、智香」
「2人で話したいことがあるので時間もらっていいですか?輪多美のお母さん」
「いいよ、遅くにならないように」
咲見は母親とともに先に帰った。
場所をファミレスに移り、本題に入った。
「輪多美はなぜ、体育館裏に行ったの」
「里香に呼び出されたの、須田川先輩と別れてほしかったら、10万円持ってこいって」
輪多美が話すことは咲見が電話で指示された内容のままだった。
「本当に何か隠してない?」
「何が根拠に言ってるの」
「勘よ、輪多美は咲見ちゃんが私立中学校に受験するって知ってた?」
「知ってた、智香に依頼したのだって受験に不利と考えたから、咲見だけが腹違いの姉妹だから私が嫌ってるのをあの子は察してたようだし、でも、優しいところもあるのよ、歌手が夢で両親は反対で咲見も初めは反対してたけど受け入れてくれて、喉を気にかけてくれたわ」
「いつ頃から」
「去年の秋から」
「そうだ、砂神愛莉ちゃんの彼氏がいたのは知ってた?」
輪多美は一瞬、困惑した顔になるがすぐに戻る。
「知らない」

その後、別れた。

北久田からメールがきた。
『君が疑った中で咲見、山田李奈だけはアリバイはある。咲見はゴミ袋に入っていた。李奈は家でビデオチャットをしていた。』とある。





お知らせ
あと1回でこの話を完結させようとしたのですが終わりそうのないので少し続けます。