他山の石 | 目指せフルリカバリー! ギラン・バレー症候群からの回復日記

目指せフルリカバリー! ギラン・バレー症候群からの回復日記

生まれてこの方55年間、一度も大きな病気や怪我をしたことがなかったのに、生まれて初めて入院。全身麻痺になり、人工呼吸器のお世話になりました!

#心筋梗塞 😱


他山の石


15分以上経験のしたことのない胸痛があれば、急性心筋梗塞を疑い迷わず救急車を呼んでください。
胸痛の発生から120分以内に治療が終了すれば、後遺障害は残らないそうですが、病院に到着してから治療が始まるまでに検査や準備で60分~90分かかります。


それにプラス救急車が来るまでの待ち時間と病院まで運ぶのにかかる時間を考えると、120分以内に治療が終わるには、救急車を呼ぶ前に様子を見たり、躊躇している時間はありません。


心筋梗塞の疑いがあるということをはっきり告げてください。急性心筋梗塞の治療ができるのは1/3の救急病院しかありません。残りの2/3の救急病院に搬送されたら治療ができず手遅れになります。


普段健康な人でも突然急性心筋梗塞を起こすことがあります。


私は今回、かなり際どかったです。いくつもの幸運に恵まれて助かりました。
 

タイムライン
9:15 突然、急にひどい胸焼け、逆流性食道炎かと思った。
 

XXX 最初の失敗 XXX
すぐに救急車を呼ばなかった。胸痛の発生から2時間以内に治療が終了すれば、後遺障害は残らない。15分以上経験のしたことのない胸痛があれば、心筋梗塞を疑い迷わず救急車を呼ぶ。
 

9:37 いつもの訪問リハビリ療法士さん到着
様子がおかしいということで、すぐに看護師さんを呼んでくれた。
 

9:50 訪問看護師さん到着
本人は気付かなかったが、すでに顔面蒼白で脈が弱くなっていたとのこと。看護師さんが、まずギランバレーで入院していた近くの大学病院の神経内科医に問い合わせた。ギランバレーとは直接関係しないので、内科医を受診するよう言われ、近くの病院へタクシーを手配してくれた。
 

OOO 最初の幸運 OOO
心筋梗塞では亡くなる人の半数以上が、発症から1時間以内に集中。そのため病院に到着する前に亡くなる場合が多い。まだ生きてた。


11:15 近くの病院へ到着(既に2時間経過)
循環器内科を受診。検査を受ける。急性心筋梗塞と診断したらしい。救急車を呼び、医師も同乗して近くの大学病院へ向かう。
 

XXX 2つ目の失敗 XXX
もし胸痛の発生から2時間以内に治療が終了していれば、後遺障害は残らなかった。
 

14:00 大学病院へ到着(既に4時間45分経過)
 

XXX 3つ目の失敗 XXX
もし発症後4時間以内に閉塞した血管を再開通できれば、細胞が死んでいくのを止めることができ、死亡率も減少していた。
救急病棟(二次救急医療機関)ではなく同じ大学病院の救命救急センター(三次救急医療機関)に収容された
 

OOO 2つ目の幸運 OOO
より高度な医療が提供されている救命救急センター(三次救急医療機関)に収容されたのは幸運だったと個人的には思っている。ギランバレーの時と同じ大学病院なので、既往歴の詳細も医師が見れた。
 

15:00 治療開始(推定。すでに5時間45分経過)
 

OOO 3つ目の幸運 OOO
急性心筋梗塞の治療のゴールデンタイム(心臓のダメージを少なくすることができる時間は6時間)に間に合った。
検査後2回続けて心臓カテーテル手術を受ける。心肺停止と蘇生を5回も繰り返した。
 

12日後 救命救急センターのCCUから一般病棟に移動
賢い患者について学んでいたので、病院の提供する医療サービスから、自分に必要なものを最大限得ることができたと思う。リハビリの療法士さんから10日もCCUにいた割には回復が早いと言われた。
 

21日後 一般病棟で3回目の心臓カテーテル手術
血栓はほぼ全部無くなっていて心臓カテーテル検査だけで終了。心筋に軽度の損傷あり。
 

OOO 4つ目の幸運 OOO
右冠動脈だったので軽微な損傷で済んだ。左冠動脈だったら即死だった。
 

25日後 退院
 

OOO 幸運を招いた努力 OOO
日頃の健康管理により動脈硬化がなかったのでステントも不要だった。脚は第2の心臓。よく歩いていたので回復が早かった。
以上、みなさんはもし急性心筋梗塞になってもすぐに治療が受けられて後遺症が残りませんように。


 


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