これまで過去を振り返りつつの投稿でしたが、やっとほぼリアルタイムに追いつきました。

術後1か月時点の症状は・・

  • 顔の痙攣:まだたまにありますが、出る回数も少し減ってきて、出方も少し穏やかになってきたかな?と思います。脈打つようなビクビクッとするけいれんがたまにありましたが、ピクピク程度になってきたように感じます。口元の痙攣は、やはりマスクや眼鏡など、耳周りの刺激で誘発されているようなので、なるべくマスクや眼鏡をしないで、顔面神経にも、自分の気持ちにも刺激を与えるのを回避して過ごしています。
  • 頭痛:手術に直接的に由来していると思われる頭痛はほぼなくなりました。ただ、傷部分の引き攣り→肩こり→頭痛という連鎖が起こっている気がします。ストレッチ等を心がけています。
  • 頭部の感覚:術後は頭の左下1/4がマヒしているような感覚でしたが、今は傷の周囲数センチと左耳の上部分だけがマヒしているような感覚です。


術後1か月で諸々の禁止事項(うつぶせ寝、頭を極端に下げること、激しい運動)から解放されました!体力はほぼ術前同様に戻ってきて、長時間休憩なしで歩いても問題がなくなりました。ヨガに行ってダウンドッグのポーズをしたり、整体に行ったりもしました。日常に戻ってきたなという感覚です。

 

整体では、やはり手術した側の肩が凝っているといわれました。そしてすっかりほぐしてもらったのですが、やはり翌日にはまた凝っている感じが・・・傷の部分に少し引き攣り感があって、そこから筋肉が引っ張られている感じがします。整体に行く前は左を向くのが辛かったのが、やっと改善したので、この状態を維持できるように日々ストレッチやヨガを継続しようと思います。

 

仕事復帰直後は一時的に痙攣が増えました。「仕事復帰が早かったのでは?」「痙攣をなくすためには仕事やめるしかない?」と思ったりもしましたが、1週間程で徐々に落ち着いてきました。今もまだ痙攣は少し残ってますが、「尊敬する先生に会えなくなるのもさみしいし、もう少し残っててもいっか~」というくらいの軽い気持ちでいます。

私と同様に、術前になかった痙攣症状がでるようになったとのコメントをいくつか頂きました。(ありがとうございました!)ブログでは「術後すぐに痙攣が完全消失しました!」という方がけっこういらっしゃるので、なぜ自分は・・という不安な気持ちがすごくわかりますし、同じような症状の方がいらっしゃると知れて本当に励まされました。私もみなさんも、ネガティブに考えすぎず、前向きに過ごせたらなと思います。


今の私の1日の通算痙攣時間は10分くらいでしょうか。そう考えると「24時間は1,440分なので1%以下!すごい!100%の時から考えたらもうほぼなくなってると言える!」と考えるようにしています。(術後のピーク時は通算1~2時間は痙攣していた気がしますが、それでも5~10%ですね。)痙攣に至ってはいないのですが『痙攣待機モード』みたいな圧迫感?違和感?(皆様わかっていただけるでしょうか?)は下瞼にずっと感じています。これもやっぱりうっとうしくて、いつかなくなってほしいですが、気長に待とうと思います。


そういえば、英会話のフィリピン人の先生には「日本で治療が受けられて、本当によかったね」と言われました。確かに、世界的に見れば、医療レベルが高く、保険制度も整備されている日本で治療を受けられたというだけでも、相当恵まれていることだと思います。

 

その他、手術をした良い効果として、仕事をしばらく休んで業務ストレスから解放されたからか、病院食を食べていたおかげか、コーヒーや甘いもの、脂っこいものをあまり欲しなくなりました。体や心が何となくデトックスされた感じです。コーヒーもスイーツも揚げ物ももちろん好きなのですが、今までストレスや習慣によって、必要以上に摂取していたんだなと感じます。体重もわずかですが減りました!仕事復帰したので、1か月後には元通りかもしれませんが(笑)、顔面痙攣や開頭手術というなかなかできない経験をしたのは確かなので、何か一つでもこれからの人生に活かせたらなぁなんて、欲張りに考えています。

そういう意味では、患者さんのために尽くす先生に出会って人生の意味を見つめ直す機会を頂いたこと、支えてくれる家族の温かさを感じ、我が事のように心配してくれる友人のありがたさに触れられた時点で、もうお釣りが来ているなぁ~とも思います。ブログ上で気持ちを分かちあったり、あたたかい言葉をかけて下さる方々もいて、本当にありがたい限り!私は幸せ者です!