初めて買った小説は、小学5年の頃、ドーデーの「風車小屋便り」というアルルの女などの詰まった短編集だった。

私は、その頃、風車小屋便りを「風車小屋べんり」と勘違いしていた。

春には、新しい芽がふき風に乗って、たよりが届く。

最近はそれがメールですぐさま届く。

確かに、便りは便利になったが・・

今の春、さみしさも便乗するのは何故だろうか?