1969年・・39年昔の今日、人類が始めて月面に着陸した日でした。
あの日、中学1年生だった僕は、朝からそわそわしてテレビをつけていましたが、どうもテレビ画面の映り具合が悪いので・・部屋を真っ暗にすればいいと思い、その部屋の雨戸を全部締め切って、今か今かと・・月面に降り立つ、その瞬間を待っていました。
しかし、なかなかその瞬間がこないのです。
そのうち、母から「この暑いのになんで雨戸を出して閉め切っているのか・・」と怒られた記憶もあります。
月面着陸時間が、日本時間の午後に延びてしまいテレビを観るのを止めました。
午後から夏休みのクラブ活動があったのです。
1年生でしたから、時間厳守です。
時間を守って登校しましたが・・あの日、誰も来ていませんでした。
しばらく経って、練習熱心な先輩が遅れてやってきて「人類の歴史的な日に、何でテレビを観ていないのか?」と言われて、がっかりした思い出があります。
帰宅すると、母までがアポロ11号のアームストロング艦長の月面(静かの海)への着陸のニュースを話題にしていました。
The Sea of Tranquility of the moon ・・月面「静かの海」にと訳されています。
それから、数年後、現代に至るまでアポロ計画の月面着陸の捏造説やら陰謀説までも現れていますが、茶番劇だとしても、世界中を騙すというのは、不可能です。
何故、人類が月まで足を伸ばしたことを素直に歴史的事実として肯定しないのか不思議です。
明日は、海の日です。
手も足も目も届かない月の「静かの海」よりも、手も足も目も届く地球の「静かな海」の方がはるかに素敵なのに・・。
だから、人は、月に祈り、太陽に祈るのでしょう。
心安らかでありますように・・。