神木



四月に入ってから毎晩、酒を嗜むようになりました。

俳優チャールトン・ヘストンさんが亡くなられたました。

思春期の頃に観た映画「十戒」「ベンハー」での圧倒的な人間の存在感に感動を憶えたものです。

また、彼の舞台を、二度観たことがあります。

映画の中よりも、はるかに堂々として高貴たる威圧感、ヒューマニティ溢れる人柄(品格、人格)が漂っていました。

彼の演劇人生とは別にして、個人的に不可解だったのは、全米ライフル協会の要職に就いて、銃規制法に反対したことです。
「銃など必要ない」とアピールしてほしかったな・・。

若い頃、ロスの郊外ビバリヒルズに行った時、チャールトンへストンさん、またはポール・ニューマンさん・・どちらかの邸宅の道を挟んだ前で、2時間ぐらい寝転んでいたことがあります。

恥ずかしいミーハー的な思い出です。

もうひとつ、恥ずかしながら・・
実は、小生の若い頃の夢は、演劇人になることでした。

が、ある事が生じて折り合いが悪くなり、そのまま異なる世界を目指して別の人生を歩みました。

ただ負け惜しみではないのですが、小生のような浮き雲のような軟弱な者は、もし夢が叶っていたとしても男女を含めた人間関係のドロドロとした関係が原因で、確実にドロップアウトしていたと思います。(笑)

この歳になるまで夢を夢として引きずったままにしていたのが、正しい選択だったかもしれません。

この頃、社会福祉に関する夢もあります。

この頃、平和を訴える夢もあります。

されど、封印していた夢を解き放ちたい・・この頃です。

まずは、残りの人生シナリオを書いてみたい・・この頃です。

そのまえに、残りのシナリオの書き方を勉強したい・・この頃です。


世の中には、男と女の性があり・・そこに絡んでくるのが人間性です。

若かったあの頃とも違う・・今の頃。

酒を嗜めながら想いがつのる深い夜更けです。