昨日は、季節外れの雨、霰(あられ)が降ってきて驚きました。
今日は、T-シャツ1枚で充分ぐらいの天候になりました。

ゴールデンウィークと同時に、こちら福井平野は、田植えの時季に入ります。

さて、奥の細道の冒頭、「月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり」にあるように、月日、年は人生・・歳月という人生も、すなわち「旅」なのでしょう。

小さな旅、普通の旅、大きな旅。

昔の旅には、越さねばならぬ峠が必ずあって、その峠のてっぺんには、ホット一息の茶屋があって、このホット一息が至福の時間だったのでしょう。

今は、歩かずに自動車の時代。
進行方向左側の店に止まります。
便利になってからも、少しでも楽な方法を選ぶのは、人力時代のDNAのせいでしょう。
 
人間の心理とは、少しでも得を選び、暑い時には冷たいもの、寒い時には暖かいものを選ぶ心の動きであって、その川の流れのような心理の流れに答えるのが社会であって、その社会を構成するのが、種種多様なビジネスでしょう。
 
旅の途中にある峠の茶屋は、そのヒントを体験させる縮図のようです。