3D動画のグランブルー3Dのブログ
■3DCG動画のグランブルー3D


【 システムエンジニア(SE)とは人間系を熟知している人 】

先回は、SEの役割はユーザーとPGの橋渡し通訳と説明しました。
今回は、もう少し、具体的に落とし込んで話してみます。

5W2H という言葉を知っていますか?
ちょっと、その手の訓練を受けた人であれば、すぐに「ああ~あれね!」と分かります。
PDSCサイクルの言葉も同じです。

すなわち、
人間系のお仕事(ビジネス)には、必ず、5W2HとPDSCサイクルが当てはまり、発生する問題解決には、この手法が、至極、良く当てはまります。

5W2Hとは  ⇒ 
who,when,where,what,why,how to,how much ⇒ 誰が、いつ、どこで、何を、なぜ、どのように、いくらで ということです。

PDSCサイクルとは ⇒
plan,do,see,check ⇒ 計画、実行、観察、チェック の4手順でサイクリックに循環するように物事を繰り返して進めていく方法です。

要するに、このような法則で人間系のリレーションはすべて処理されるということで、それに当てはめて考えれば、複雑奇怪な処理手順も整理できる。
システムエンジニアの仕事とは、まさに、これができる能力があるかどうかということです。
要するにデジタル屋の専門家であると同時に、
泥臭い人間系をも熟知して、システマテックに冷静に解析できるスーパーマンです。

この解析能力が人間系をシステム系に置き換えられるかどうかの試金石になります。
また、良いシステムですね!
と後々評価される優れたシステム設計ができるかどうかは、
そのSEの人間系とシステム系をつ知り尽くした具現化するセンスによります。

ユーザーニーズがあるからと言って、すぐにPHPだ、MySQLだ! とやってはいけない。
急がば廻れ! である。

初動がきっちりしていないと、とんでもない方向に行ってしまう。
システム的な適格性、業務運用としての妥当性など吟味するところは多いはず。
また、開発費用、期間、人材能力、システムリソースなど考えるところは尽きない。

まずは
「森 ⇒ 林 ⇒ 木」を見るの手順で、大枠から詳細に詰めるという手順をきっちりと踏むことが大事である。
それが、システム設計を担当するエンジニアの役割である。

ユーザーのニーズがあって、初めてシステム構築の話が始まるが、
ユーザーの言うことが全てではない。
ユーザーは自分の思い込みを漠然とアナログ的に要望しているだけで、業務の仕組みを理路整然と説明してくれるわけではない。
全く無いとは言わないが、ほとんど無い。

そこをSEが大枠の概要フローチャートで業務手順を解析し、
人間系でやるべきところとコンピューター系にやらせるところの見極めをして、繋ぎとなるインターフェースを考えていく。

ですから、時には、逆にユーザーに業務改善として
「必ずしもコンピューター導入しなくても、このようにやれば効率よくなる」と提言することも必要である。
もっとも、それは経験と場数がものをいうことになるが、そのような能力も必須である。

また、
システム化した時、業務手順をコンピューターに置き換えれば良い訳ではなく、システム特有の手順が運用で増えることも、ユーザーに的確に伝える必要がある。
例えば、バックアップ方法、タイミング、運用管理体制、セキュリティー(情報漏洩など)対策、月次、年次の特別処理・・・・・沢山発生する。
業務システム化することによって、かえって、別の意味で大変になることも事前に、良く理解してもらう必要がある。
普段は、人間がアバウト(適当)に判断して、結果的に上手く回している業務も、コンピューターの場合はガチガチで、それができない。

普通の法則では、
業務の8割はイレギュラー(通常発生しえない例外)処理で人間の曖昧とした、かつ高次な判断力がうまく潤滑油となって事なきを得て回している。
残りの2割の手順が、業務の大量のほとんどを頻繁に、ルーチンワーク的に処理しているので、そこをコンピューター化する。
ということが分かるようにユーザーに理解させることである。

次回のお話をお楽しみに!


■3DCG動画のグランブルー3D


--------------------------------------------------------------------


3D動画のグランブルー3Dのブログ
■3DCG動画のグランブルー3D


【 システムエンジニアとは優れた通訳者(バイリンガル) 】

先回の話で、システム構築の成否はSEの優れた能力に掛かると記しました。
引き続き、さらに詳しく見ていきましょう。

SEの役割は、もしくは、相応の役割は、
業務とシステムの橋渡し、または表現を変えれば、通訳するのである。

業務はユーザーがプロであるが、
システムについてはPGがプロである。

しかし、
それぞれ専門知識と言葉が異なるため、コミュニケーションが通じ難い。
ユーザーは自然言語でアナログ的、
片やPGはプログラミング言語で、デジタル的なのですから、
まともに話しても外国人と話しているようで想いや要求が通じない。
そこで翻訳が必要になるが、直訳ではダメである。
文法通りの直訳英語で、ネイティーブで流暢なイングリッシュが理解できないと同じで、曖昧模糊とした漠然とした阿吽(あうん)の呼吸を+αする必要がある。
その滑らかな潤滑油をいかに使えるかが腕の見せどころなのである。

業務に通じるユーザーの言われたまま(要望)で、
そのままシステム化に取り組んではいけない。
そんなことをしたら、費用と手戻りと、最悪の場合、運用に耐えられないシステム、いわゆる「動かないシステム」が出来上がる。

基本的にシステムに素人なユーザーであればあるほど、コンピューターで何でも出来てしまうくらいに簡単に思っている。
とんでもない!と、
多少でもシステム開発に携わったことのある人ならば、すぐに、直感的に分かる。

業務システムとは、人+コンピュータの連係プレーで円滑に動くもので、
何でもかんでもがコンピューターで出来る訳がないのである。
人というアナログ系の不確かな過ちも(人為的ミス)頻繁に犯す人間系と
「0、1」のビット白黒でしか脳みそを動かせない(融通の利かない)ガチガチのコンピューターとの
一体感がないとダメ。

すなわち、
コンピューターが不得意とするところは、人間系の運用でカバーする。
また、
人間系の曖昧模糊とした誤りの多い所を、厳格なコンピューターでシステム化に置き換える。

SEの本来の仕事(役割)とは、
そのようなことを提言し、ユーザーの業務手順のやり方も、このように変わりますよ! と納得させる。
そのような提案(プレゼン)能力と先見の明の能力、リスク(危険)を察知する能力を持ち備えている必要がある。
提案するには、漠然としたイメージを具体的なシステム仕様に落とし込む具現化能力も必要。
そのようなSE的手順があって、システム開発の準備が着々と進行するのです。
いかにSE、もしくはそのような役割が重要か? 多少でもお分かり頂けましたでしょうか。

次回のお話をお楽しみに!


■3DCG動画のグランブルー3D


--------------------------------------------------------------------


3D動画のグランブルー3Dのブログ
■3DCG動画のグランブルー3D


【 業務システムを設計する着眼点 】

「AMP」= Apache、MySQL、PHPというWebアプリ構築の道具たてのお話の前に、
そもそも、
システムを構築するということは、どういうことなのか?
基本的なポイントを確認しておくことが重要です。
むやみやたらとツールのみにこだわりを示すのはシステム屋としては失格である。

システムを構築するには、
システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)が役割担当します。
また、難しい業務システムであれば、運用エンジニア担当も必要になります。
規模が大きくなればなるほど、それぞれが役割分担してシステム構築に従事します。
しかし、
少人数、もしくは一人で簡単なPC用、Web用の業務アプリを制作するなら、大規模システムのような仰々しい体制を敷く必要もありません。
そのかわり、ひとりで何役もこなす必要があります。

ユーザーニーズをヒアリングし、汲み取り、システム構想を具現化し落としていく。
そのようなワークはSEの役割です。
そして、SEの落したシステム仕様(スペック)に沿ってシステム環境、設定を整えて、
プログラミング言語、DB定義、生成、を駆使してコーディング、デバック、テスト、本番稼働まで持っていくのがPGの役割です。
本番稼働後は、運用を円滑に運ぶためのルーチンワーク化、チェック、イレギュラー(例外処理)、緊急トラブル体制、セキュリティー対応など運用エンジニアの役割もあります。

基本的にシステムは一連の業務のストリームを効率良く運ぶための支援を目的としますので、多くの関連する人達との連携の上に円滑運用が成り立っています。
よって、
ゲームソフトと違ってスーパープログラマーだけいれば良いことにはなりません。
時には、
ユーザーの立場で、時にはSE、時にはPG、そして運用担当のそれぞれの立場で一人何役もこなす能力が必要です。

業務システムはゲームソフトと何が違うのか?
ちょっと考えてみれば分かります。
ゲームはその世界(仮想の非現実)の閉じた中で、ゲーム作者の想いのストーリーが展開されます。
クロージングされたリレーション(人間関係)は、極めて単純です。

しかし、
現実世界は複雑で、本来の人間系の営みは泥臭く奇怪極まりなく入り組んでいます。
そして、止まることを知らない開放系(オープン)な関係で構築されています。
そんなどうしようもない絡まった糸をほどいて、理路整然とした関係に整理して、制約を与えてシステム化したのが業務システムです。
そのように原点に帰ってみれば
Webアプリで業務システムを実現して運用に耐えられるようにすることは大変なことであり、
明らかに、
アナログ的な発想しかないユーザーとデジタル専門デッカチなPGの橋渡しをする翻訳者が必要であると理解できると思います。
その翻訳者がSEです。
システム構築の成否はSEの能力に掛かっているといっても過言ではありませんね。

次回のお話をお楽しみに!


■3DCG動画のグランブルー3D


--------------------------------------------------------------------